4月23日(日本時間24日)、NBAはメンフィス・グリズリーズのマイク・コンリーを2015-16シーズンのNBA Sportsmanship Award(スポーツマンシップ賞)に選出した。2013-14シーズンにも受賞したコンリーは、同賞が創立された1995-96シーズン以降、グラント・ヒル(3回)、ジェイソン・キッド(2回)に次いで3人目の複数回受賞者となった。
同賞はスポーツマンシップを最も体現している選手に贈られるもので、NBA全30チームが候補を1人選出し、NBA審判部門エグゼクティブ・バイス・プレジデントのマイク・バントム、バスケットボール運営部門エグゼクティブ・バイス・プレジデントのキキ・バンダウェイらが各ディビジョン代表を選定。最終候補6選手の中からNBA選手による投票で受賞者が選出される。
今季のディビジョン代表は、受賞したコンリー(サウスウェスト)のほか、トロント・ラプターズのルイス・スコラ(アトランティック)、シカゴ・ブルズのパウ・ガソル(セントラル)、ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラード(ノースウェスト)、ゴールデンステイト・ウォリアーズのショーン・リビングストン(パシフィック)、2014-15シーズンの受賞者でもあるアトランタ・ホークスのカイル・コーバー(サウスイースト)の6名だった。
コンリーは、NBA選手による投票で合計2209ポイント(1位票58)を獲得した。2位はコーバー(2155ポイント/54)、3位はガソル(2063ポイント/1位票62)、4位はリラード(2039ポイント/1位票69)、5位はリビングストン(1763ポイント/1位票37)、6位はスコラ(1543ポイント/1位票47)という結果になった。
投票は各投票者が1~6位の選手を選び、1位票11ポイント、2位票9ポイント、3位票7ポイント、4位票5ポイント、5位票3ポイント、6位票1ポイントを付与。最も合計ポイントの高い選手が同賞に選出される。
NBAは、受賞したコンリーが選択した慈善団体(Methodist Healthcare Foundation)に1万ドル(約111万円)を寄付するほか、最終候補となった他5選手が希望する慈善団体にも5000ドル(約56万円)が寄付される。
ホームで開催されたスパーズとのファーストラウンド第4戦前にトロフィーを受け取るコンリー
投票結果
選手(チーム) | 1位票 | 2位票 | 3位票 | 4位票 | 5位票 | 6位票 | 合計 |
M・コンリー (グリズリーズ) | 58 | 65 | 78 | 51 | 55 | 20 | 2209 |
K・コーバー (ホークス) | 54 | 71 | 63 | 59 | 53 | 27 | 2155 |
P・ガソル (ブルズ) | 62 | 67 | 44 | 57 | 44 | 53 | 2063 |
D・リラード (ブレイザーズ) | 69 | 47 | 52 | 60 | 47 | 52 | 2039 |
S・リビングストン (ウォリアーズ) | 37 | 48 | 53 | 51 | 80 | 58 | 1763 |
L・スコラ (ラプターズ) | 47 | 29 | 37 | 49 | 48 | 117 | 1543 |