NBA

グリズリーズ、M・ガソルは去就に関して焦らず

Sporting News Logo

メンフィス・グリズリーズのマーク・ガソルは、フリーエージェント(FA)となるこの夏、球団と再契約するかどうかの決断を焦っていない。AP通信が現地18日に報じた。

同7月1日にFAとなるガソルはできる限りの選択肢を検討するために時間をかける考えで、「一日ずつ大切にして、自分の人生の今後4、5年の計画を理解したい」と述べている。

10分以上にわたる質問に応じたガソルは、契約問題ではなく、ゴールデンステイト・ウォリアーズに敗れたウェスタン・カンファレンス準決勝を分析していたと述べ、今後については想像できないともつけ加えた。

一方で、「僕の家族はみんな2001年からここにいる。今では(グリズリーズが最初に戦った現ピラミッドの)バスプロショップでよくバスケットボールを見ているんだ」と、メンフィスの街とはバスケットボールを越えた絆があることを強調している。

チームメイトはガソルの今後を楽観する者と懸念する者とに分かれ、最も親しいと言われるマイク・コンリーは、「ガソルは正しい決断を下すと思う」と戦友の残留を楽観している。トニー・アレンも「ガソルがまだグリズリーであることを願っているよ」と語った。

グリズリーズはコスタ・クーフォスの契約も満了となり、シーズン中にボストン・セルティックスから獲得したジェフ・グリーンにはプレイヤーオプションがある。

クーフォスは「一日ごとに対応するだけだ」と、自らの状況について述べた。

「ビジネスだということは分かっている。あまり先のことは見ていない」。

著者