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今季中の復帰を諦めていないゴードン・ヘイワード「まだ希望は残されている」

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6日前、ボストン・セルティックスのブラッド・スティーブンズ・ヘッドコーチは、ゴードン・ヘイワードが今季中に復帰する可能性を聞かれ、「彼は今季プレイしない」と断言した。しかし、当の本人の考えは異なるらしい。

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ボストンのミドルスクールに設立された新たなジムをお披露目する式典に出席したヘイワードは、今季中の復帰を諦めないと語った。今季開幕戦で足首に重傷を負ったヘイワードは、けがをした直後こそ今季中の復帰は難しいと考えていた。それが12月に入り考えが変わり、「可能な限り早く復帰できるよう努力する」と言い始めた。

ESPN』のクリス・フォースバーグ記者が、ヘイワードのコメントを伝えた。

ブラッド・スティーブンズHCが「彼は今季プレイしない」と発言してから1週間も経たぬ内に、ヘイワードは今季中に復帰する可能性を完全には閉ざさないと話した。

ロクスベリーのミドルスクールのイベントに参加したヘイワードは「僕は1日単位で考えるようにしている。それはリハビリを始めた時期から変わっていない。具体的な復帰時期は定めないけれどね」と言う。

「順調に回復しているし、経過も良好。今朝もジムで練習したし、明日もジムに行く。それが自分の目標。1日単位で集中してやっていく」。
「まだ希望は残されている。正直に言えば、まだ具体的なことは考えられていない。今季も終盤戦に入った。努力しているけれど、もし無理なら復帰できないということ」。

ヘイワードは、3月9日(日本時間10日)にチームの練習施設で、反重力トレッドミルで体重の70%の負荷をかけて走ったという。体重の80%の負荷をかけられるようになれば、自重をかけて走れるようになるのではないかと期待している。現時点では「赤ん坊のようなジャンプは可能」と話したヘイワードは、ランニングが再開できるようになってから、さらにペースを上げたいと考えている。

ヘイワードは、身体の状態を上げること、完治までに必要なステップを踏むことに集中している。クリーブランド・キャバリアーズとの開幕戦開始からわずか5分で重傷を負って以降、コービー・ブライアント、アメリカ合衆国前大統領のバラック・オバマら大勢から励ましのメッセージを受けた。ヘイワードは、昨夏ユタ・ジャズから加入したセルティックスのサポートに特に感謝していると話している。

原文:Gordon Hayward not ruling out return this season by NBA.com(抄訳)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ