NBAは3月20日（日本時間21日）、NBAグローバルゲームズ・チャイナ2017で、ゴールデンステイト・ウォリアーズとミネソタ・ティンバーウルブズがプレシーズンマッチを2試合行なうと発表した。

ウォリアーズとウルブズは10月5日（同6日）に深センの深セン大運中心（Shenzhen Universiade Sports Center）で、10月8日（同9日）に上海のメルセデス・ベンツ・アリーナで対戦する。

ウォリアーズにとっては、2008年、2013年以来、3度目となる中国訪問。一方のウルブズは初の中国での試合となる。今年の2試合を含めると、NBAは2004年から北京、広州、マカオ、上海、深セン、台北で計14チームが計24試合を行なうこととなる。

NBAグローバルゲームズ・チャイナ2017では、様々なファンアクティビティが予定されており、10月7日に上海では6回目となるファン感謝デーが開催される。大勢のファンがオンコートゲームへの参加や、ウォリアーズとウルブズの練習見学が可能となる。

2015年の王者ウォリアーズは、2年連続でMVPを受賞したステフィン・カリーをはじめ、オールスター選出8回のケビン・デュラントや、同3回のクレイ・トンプソン、同2回のドレイモンド・グリーンらを擁する。

一方のウルブズは、2年連続で最優秀新人に選ばれたカール・アンソニー・タウンズとアンドリュー・ウィギンズや、スラムダンクコンテスト優勝2回のザック・ラビーンが所属している。

なお、試合はプロモーターのiRENAグループや、マーケティング・マーチャンダイジングのパートナーの協力により、テレビやソーシャルメディアなど世界的に放送される予定だ。

NBAコミッショナーのアダム・シルバー
情熱的で勢いを増す中国のファンたちに、生のNBAの試合を届けようと我々は尽力している。コートでの活動だけでなく、こういった訪問により、我々のチームや選手たちは異なる文化を経験し、地域コミュニティへの参加やファンイベントなどを通じて絆を深めることができる。

NBAチャイナのデイビッド・シューメーカーCEO
ウォリアーズとウルブズは中国におけるNBA体験を示し続けてくれるだろう。これらの試合でリーグの約半数のチームが中国のファンの前でプレイしたことになることを、我々は誇りに思う。中国におけるNBAファン人口は増え続けており、ウォリアーズとウルブズは10月にその興奮ぶりを直接感じることができるだろう。

ステフィン・カリー
2013年以降、毎年中国を訪れてきたけど、ファンは僕やウォリアーズ、NBAをすごく応援してくれている。中国に戻り、その文化を楽しんで、中国のファンに直接NBAの試合の興奮を届けられる機会をうれしく思っている。

カール・アンソニー・タウンズ
球団史上初となる中国での試合は、僕とチームメイトにとって大変な名誉だ。昨年夏に中国を訪れたときに、現地のファンのバスケ熱に驚いた。チームメイトやコーチたちと中国に行けるのは、素晴らしい経験だ。