NBA

ナゲッツのプレーオフ復帰に意気込むD・ガリナーリ

Author Photo
Sporting News Logo

デンバー・ナゲッツのダニーロ・ガリナーリは、手術を受けた左ひざの負傷から完全に回復した。もはやプレー時間を制限する必要も、シーズン中に休養日を取る必要も、温存される必要もない。そしてガリナーリは、ナゲッツがプレーオフに戻らなければいけないと述べている。AP通信が10月12日(日本時間13日)に報じた。

2013年4月4日の試合でひざを負傷したガリナーリは、昨季復帰を果たしたが、完全に復調したのは終盤になってからだった。自己最多の47得点をマークしたダラス・マーベリックス戦など、シーズン最後の10試合で1試合平均20.5得点を記録している。

新シーズンも同じように自信あるプレーを続けたいと望むガリナーリは、マイケル・マローン新ヘッドコーチのシステムにフィットできると自信を感じており、「自分がデンバーに来た頃、ナゲッツが簡単にプレーオフに進出していた頃と同じレベルにチームを戻すことに集中している。1、2週間を残してプレーオフ進出を決めていたときのようにね」と意気込みを表した。

「僕らはあの頃のレベルに戻る必要がある」

10年にわたってプレーオフを戦っていたナゲッツだが、ここ2シーズンはプレーオフの座を逃している。ガリナーリは「新シーズンを戦う準備はできている」と気合を見せた。

「僕らは試合に勝ち、かつてと同じレベルに戻らなければいけないんだ」。

ひざの負傷で離脱を強いられたガリナーリは、「今の僕らは同じレベルに戻った。さらに良くなることを願っている」と雪辱に意気込んでいる。

「ひざは素晴らしい感触だよ。昨年もそうだった。夏の間も素晴らしい感触だった。今も同じだ。僕は好調だよ」。

マローンHCは「彼は6フィート10インチ(2メートル8センチ)で、ボールハンドリングがうまい。ピック&ロールもでき、3ポイントシュートも打てる」と、ガリナーリの攻撃力に期待している。

「オフェンスに関して彼にできないことはほとんどない」。

ガリナーリ自身も「デンバーに来てから僕はずっとそのつもりでやってきた」と、今季のナゲッツをけん引する存在になりたいと責任感をうかがわせた。

「僕はボールを持っていたい。もっともっと、ボールを持っていたいんだ」。

著者
NBA Japan Photo

NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ