NBA

オールスターのチーム編成変更で起こり得る5つの「もしも」

Author Photo
Sporting News Logo

NBAは10月3日(日本時間4日)、2018年のオールスターゲームのチーム編成方法の変更を発表した。両チームのキャプテンが各カンファレンスから選出された選手たちを指名してチームを編成する。

リーグはまだ指名に関する詳細を発表していないが、その模様がテレビ放送されることが期待される。その場合は、試合そのもの以上に面白くなるかもしれない。その場合に起こり得る奇妙な5つの状況を想定してみよう。

レブロン・ジェームズ vs カイリー・アービング

昨季、ジェームズはリーグ最多の約190万票を獲得しているだけに、2018年のオールスターでキャプテンとなる可能性が高い。ジェームズはアービングを選び、積極的にボールを持たせ、アイソレーションをさせたりするだろうか?

レブロン・ジェームズがポール・ジョージを指名

ジェームズとジョージはともに2017-18シーズン後にフリーエージェントとなる。そのとき、彼らがレイカーズでロンゾ・ボールとチームメイトになることを願うロサンゼルスのファンは少なくない。

オールスターはステイプルズ・センターで開催されるだけに、ジェームズがジョージを指名すれば大騒ぎとなるかもしれない。タイムアウト中に彼らがジャック・ニコルソンの隣に座ればなおさらだ。

ラッセル・ウェストブルック vs ケビン・デュラント

昨季、デュラントはウェストで2番目の得票数だった。ウェストブルックは4位。それだけに、どちらかが今季のオールスターでキャプテンとなる可能性もある。デュラントないしウェストブルックが互いを同じチームに望むだろうか。デュラントの誕生日にウェストブルックが契約を延長したことを考えれば、まだ良くない感情は消えていないかもしれない。

ステフィン・カリーがウォリアーズの選手を指名/ラッセル・ウェストブルックがウォリアーズ選手を無視

昨季のカリーはウェスト最多、リーグ全体でもジェームズに次ぐ2位の得票数だった。キャプテンとなり、ウォリアーズのチームメイトを指名するだろうか。カリー、デュラント、ドレイモンド・グリーン、クレイ・トンプソンがクォーターを通じて同じコートに立ち、5人目が入れ替わることになれば、ウォリアーズがあらゆる相手を飲み込めるチームだということが改めて示される。

一方で、ウェストブルックがすました顔で積極的にウォリアーズの選手たちを指名しなかったとしたら、それもオールスターのハイライトとなるかもしれない。

イーストの選手が指名を敬遠される?

これは問題だ。この夏、ウェストには4人のオールスター選手(ジョージ、カーメロ・アンソニー、ジミー・バトラー、ポール・ミルサップ)が加わった。一方のイーストは一人(ゴードン・ヘイワード)だけだ。しかも、ウェストは昨季選外となったデイミアン・リラード、マイク・コンリー、ルディ・ゴベア、カール・アンソニー・タウンズといった選手たちもいる。

原文: Five awkward situations that could arise with new NBA All-Star Game format by Sporting News(抄訳)​

[特集]NBAオールスター2017 in ニューオーリンズ


著者
Sporting News Photo

The sports world explained. The Sporting News goes beyond the score to deliver the news, data, insights and entertainment that sports fans around the globe need to know.