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FIBA W杯: アメリカが決勝でセルビアを破り2連覇達成

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FIBA World Championship(FIBA世界選手権)からFIBA World Cup(FIBAワールドカップ)と、大会名称が変更になった記念すべき今大会で、アメリカが圧倒的な強さを見せつけた。

リトアニアを下した準決勝から3日後に行なわれた決勝で、アメリカはセルビアと対戦。前半から主導権を握ったアメリカは、カイリー・アービングが18点、ジェイムス・ハーデンが17点を叩き出し、3ポイントシュートを11/16と高確率で決め、67-41と26点差をつけて後半へ突入した。

後半に入っても手を緩めることなく攻め続けると、第3Q終了時には105-67と点差を38に拡大、早々と勝負を決めた。

アメリカはアービングが26点、4アシスト、ハーデンが23点、クレイ・トンプソンとケネス・ファリードが各12点、ルディ・ゲイとデマーカス・カズンズ(9リバウンド)が各11点、ステファン・カリーが10点。今大会で本格復帰を果たしたデリック・ローズは0得点ながら6アシストをマークした。

アービングは大会MVPに選ばれた

ユーゴスラビア時代に5回の優勝(1970、1978、1990、1998、2002年)を成し遂げているセルビアは、2006年の独立後初の決勝進出となった。優勝候補スペインを破ったフランスを準決勝で下すなど、大会を通じて総合力の高さを示したものの、決勝はアメリカの勢いを止めることができず完敗した。

セルビアはネマニャ・ビエリツァとニコラ・カリニッチが各18点、ボグダン・ボグダノビッチが15点、ミロス・テオドシッチが10点、7アシストをあげた。

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