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最下位ウルブズ、F・サウンダースHCは続投に意欲

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ミネソタ・ティンバーウルブズのフリップ・サウンダースHCは、自ら変更が必要と感じるまで、コーチとしての仕事を続けるつもりだ、とAP通信が現地20日に報じている。

ウルブズは16勝66敗とNBAワーストの成績で今シーズンを終えた。だが、球団社長、HC、共同オーナーと一人三役を務めるサウンダースHCは現地20日の会見で、「方針転換が必要と感じるまで、私はコーチだ」と続投を強調した。

サウンダースHCは昨夏、複数のコーチと交渉したが、最終的には自らが、引退したリック・アデルマン前HCの後を引き継いだ。

昨季のフェニックス・サンズのような躍進を目指したウルブズだが、11月にリッキー・ルビオ、ニコラ・ペコビッチ、ケビン・マーティンの負傷でプランが崩れた。

その後、ベテランのコーリー・ブリュワーとモー・ウィリアムズを放出し、若手のアンドリュー・ウィギンズ、ザック・ラビーン、シャバズ・モハメド、ゴーギー・ジェンを重用。ウィギンズはルーキー・オブ・ザ・イヤーの候補となり、ラビーンとモハメド、ジェンもそれぞれ大きく成長した。

サウンダースHCは現スタッフの下で若手が成長したことが、「正しいこと」だと強調している。夏に新HCを招へいする可能性を完全に排除することはなかったが、完全に健康体なチームを率い、現ロスターに一貫性をもたせたいとの意欲があると述べた。

また、同HCはケビン・ガーネットが来季もウルブズでプレーすると信じており、「私はプレーオフに出たいのではない。プレーオフで勝てるチームをつくりたいんだ」と意気込みをあらわにしている。

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