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[コラム]オールスターウィークエンドを彩ったスターたち(大西玲央) Presented by NBA LIVE バスケットボール

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レギュラーシーズンも残り20試合前後となり、ここから各チームは熾烈な順位争いへと突入する。オールスター休暇を境にそれぞれのチームがどう終盤戦に挑んでいくかが、今後の見どころとなるだろう。

今回は、そんなオールスター休暇中に行なわれていたオールスターウィークエンドで活躍した選手たちをピックアップする。ライジングスターズMVPのボグダン・ボグダノビッチ(サクラメント・キングス)、スキルズチャレンジ、3ポイントコンテスト、ダンクコンテストそれぞれの優勝者であるスペンサー・ディンウィディー(ブルックリン・ネッツ)、デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)、ドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ)、そしてオールスターゲームMVPのレブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ)に注目してみよう。


ライジングスターズ

MVP: ボグダン・ボグダノビッチ(サクラメント・キングス)

2018 Rising Stars Bogdan Bogdanovic

NBAの1~2年目の若手選手を、アメリカ出身によるU.S.チームと、米国外出身選手によるワールドチームに分けて対戦するライジングスターズでは、ワールドチームが圧倒的なシュート力を見せつけ155-124の大差で勝利した。

ワールドチームが決めた23本の3ポイントショットのうち、ゲーム最多となる7本を決めたボグダノビッチが見事MVPに輝いた。今シーズンはキングスのルーキーとして活躍しており、11月以降は毎月平均得点、シュート試投数、アシストを伸ばしている。

特に3ポイントショットの試投数では、1月が平均3.8本中1.6本成功だったところを2月には平均5.4本中2.3本成功にまで上げている。ライジングスターズでリーグが期待する若手のひとりとして活躍したことで、さらなる自信に繋がっている可能性もあるため、シーズン終盤に向けてさらなる飛躍を見せてくれるかもしれない。


スキルズチャレンジ

優勝: スペンサー・ディンウィディー(ブルックリン・ネッツ)

2018 NBA All-Star Spencer Dinwiddie

ビッグマンとガード選手という図式に変更されてから3年目、ようやくガード選手に勝利をもたらしたのがディンウィディーだ。

ディンウィディーの活躍は、まさにGリーグが誇るサクセスストーリーのひとつだ。わずか1年半までは、チームを解雇され居場所を失っていたが、海外ではなくGリーグでプレイすることを決断。そこでの活躍がネッツとの契約につながった。

ジェレミー・リンやディアンジェロ・ラッセルの怪我もあって、今シーズンは平均13.4得点、6.9アシストという見事な活躍を見せている。ラッセルが復帰後も、控えに回るのではなく同時に先発出場しており、完全にリーグでの居場所を勝ち取った選手だ。


3ポイントコンテスト

優勝: デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)

2018 NBA All-Star Devin Booker

3ポイントショットがリーグの花形プレイになってから、注目度の上がっている同コンテストでは、ブッカーが大会記録となる28ポイントを叩き出して優勝した。リーグ屈指のシューターであるクレイ・トンプソン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)の25点を抑えて初の戴冠となった。

今シーズンは怪我による離脱もあり、例年より出場試合数が減ってはいるものの、出場している試合での得点力は相変わらず抜群だ。得意の3Pも最近では1試合10本以上打つことも珍しくなく、得点力はさらに向上しているようにも思える。

オールスター休暇後に行なわれた4試合では、それぞれ27得点、30得点、40得点、34得点と絶好調だ。30得点以上を3試合連続で記録するのはキャリア初のことなのだが、今後はこういったケースも珍しくなくなっていきそうだ。


スラムダンクコンテスト

優勝: ドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ)

2018 NBA All-Star Donovan Mitchell

2000年にスラムダンクコンテストを制したビンス・カーター(現サクラメント・キングス)がルーキーだった頃のトロント・ラプターズのジャージーを着て、後方回転からの360°ウィンドミルダンクを叩き込んだジャズのドノバン・ミッチェルが優勝した。ラリー・ナンスJr.(クリーブランド・キャバリアーズ)のダブルタップダンクや、デニス・スミスJr.(ダラス・マーベリックス)の360°回転しながら股の間を通したワンハンドダンクなど、全体的にレベルの高いイベントとなった。

ミッチェルはルーキーとは思えないような活躍でジャズを牽引しており、平均19.6得点はチーム最多だ。ゴードン・ヘイワードが抜けたことでできたオフェンスの穴を見事に埋めている。ジャズがプレイオフ争いを繰り広げているのも、ミッチェルの活躍があってこそだ。

ウェスタン・カンファレンスの月間最優秀新人選手にも2度選ばれており、シーズン終盤に向けてベン・シモンズ(フィラデルフィア・76ers)との新人王争いも注目だ。


オールスターゲーム

MVP: レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ)

2018 NBA All-Star LeBron James

これまでのイースト対ウェストという形式をやめ、各カンファレンスの得票数がトップだったレブロン・ジェームズとステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)がチームキャプテンとなって選手をドラフトいく新しいチーム編成方式を採用。ジェームズ率いるチーム・レブロンが148-145でチーム・ステフィンに勝利した。

ここ数年間、ディフェンスがほとんどされないただのダンクコンテストになってしまっているという印象が強かったオールスターゲームだったが、今年は一味違った。試合開始からディフェンスをしっかりとやっており、終盤には選手たちがビデオレビューを要求するなど明らかに『勝利』にこだわっている様子が見られた。

そのなかでも、特にゲームへの姿勢がこれまでと違うと感じられたのがジェームズだ。ゲーム最多の29得点に加え、10リバウンド、8アシストとレギュラーシーズンさながらのプレイで、自らの名前を冠したチームを勝利へと導いたのだ。

ジェームズは年齢の衰えが全く見られず、2月は平均27.0得点、10.5リバウンド、10.5アシストという驚異的な数字を残している。今シーズンのキャブズは不調が続き、トレード期限直前に大幅なロスターの入れ替えを行なっているだけに、プレイオフに向けてどういったチームに仕上がっていくか気になるところだ。


『NBA LIVE バスケットボール』でオールスター特別イベントが開催中

現在好評配信中の『NBA LIVE バスケットボール』では、3月1日から「オールスターイベント」が開催されている。最大レベルのOVRが100を超えるレアリティ「プラチナ」が登場するなど、オールスターの興奮覚めやらぬ今、大いにプレイ意欲を掻き立てられるイベントとなっている。

NBA LIVE All-Star event

NBA LIVE

この期間限定イベントでは、3ポイントや、ダンクなどのオールスターチャレンジをプレイすることで集められるトークンを使って、お気に入りのオールスター選手を集めることができる。『NBA LIVE バスケットボール』をプレイすれば、オールスターの余韻を楽しむことができそうだ。

文:大西玲央 Twitter:  @BullsFiJ 
協力: NBA LIVE バスケットボール / エレクトロニック・アーツ Twitter: @eajapan


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■名称: NBA LIVE バスケットボール(NBAライブ バスケットボール)
■ジャンル: バスケットボールゲーム (アクション&シミュレーション)
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■言語: 日本語
■基本プレイ: 無料(アプリ内課金あり)
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