6月12日(日本時間13日)、NBAバスケットボール運営部門エグゼクティブバイスプレジデントのキキ・バンダウェイは、ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンがクリーブランド・キャバリアーズとの2016 NBAファイナル第4戦で見せた行為を再調査した結果、フレイグラントファウル1と判定し直したことを発表した。
これにより、グリーンは2016 プレイオフ中に4度目のフレイグラントファウルを記録したことになるため、累積フレイグラントファウルにより、13日(同14日)にオラクル・アリーナで行なわれるキャブズとのファイナル第5戦で出場停止処分が科される。
ウォリアーズが108-97で勝利した第4戦の第4クォーター残り2分48秒、グリーンはレブロン・ジェームズと接触して倒れた後、ジェームズの鼠径部付近を叩く報復行為的な身体接触を起こし、両者は小競り合いとなった。
バンダウェイは、今回の処分について、「累積ポイントシステムは、試合中のフレイグラントファウルを抑えるためのもの」と、説明した。
「ドレイモンド・グリーンが第4戦で取った行動は、それ自体だけで出場停止になるものではないが、累積フレイグラントファウルにより、第5戦での出場停止となった」。
なお、同シーンの再調査の結果、グリーンと口論を交えた小競り合いを起こしたジェームズへの判定は、テクニカルファウルに改められた。
[特集]2016 NBAファイナル: ウォリアーズ vs キャブズ