クリーブランド・キャバリアーズが35点差(91-126)でゴールデンステイト・ウォリアーズに大敗を喫した1月16日(日本時間17日)の前日、レブロン・ジェームズはウォリアーズとの関係性について「ライバルではない」と断言した。だが今季2度目、レギュラーシーズンでは最後の直接対決後、ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは、「キャブズとはライバル関係」と明言。『ESPN』のクリス・ヘインズ記者がグリーンの発言を伝えた。
ゴールデンステイト・ウォリアーズが126-91でクリーブランド・キャバリアーズに圧勝後、歯に衣着せぬ発言が持ち味のリーダーことドレイモンド・グリーンは、レブロン・ジェームズが試合前日に語った「両チームの間にライバル関係はない」という発言に同意しなかった。
「これはライバル対決だと思っている」と、メディアの質問を途中で遮るように答えたグリーンは、こう続けた。
「楽しい試合だよ。倒し、倒された相手との試合はやりがいがある。ここ2シーズン、それに今シーズンを見ても、自分たちはリーグのトップ2チーム。だから彼らとはライバル関係にあると思っている。面白い試合だよ」。
「ただ、自分の見方と異なる考えを持っている選手がいても気にしない。それぞれの見方があるわけだから」。
そのグリーンから試合中にハードファウルを受けたジェームズの考えは変わらず、ウォリアーズとのライバル関係について聞かれても、「ライバル関係なんてない」と語った。
「大きな志を持つ優れた2チーム同士の対戦ということだけ。NBAでライバルを持ったことはない。今は多くの選手の移籍が盛んだからね。1980年代にセルティックスとレイカーズが何年も戦ったときは違う。だからウォリアーズをライバルとは見ていない」。
原文:Green says Warriors-Cavs is a rivalry by NBA.com(抄訳)