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ドレイモンド・グリーン、マジック・ジョンソンの「スウィープ」発言を笑い飛ばす

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マジック・ジョンソンは昨年、自らが率いた“ショータイム・レイカーズ”(1980年代のロサンゼルス・レイカーズの愛称)が2015-16シーズンのゴールデンステイト・ウォリアーズを倒せると発言した。だが、今年はさらに一歩踏み込んだ発言をしている。

パット・ライリー(マイアミ・ヒート社長)とともに出演したイベントでジョンソンは、ケビン・デュラントが加わってさらに強くなったウォリアーズを倒すだけではなく、「スウィープ」できるだろうと予想した。

ジョンソンによると、ウォリアーズは「小さすぎる」という。そしてインサイドでカリーム・アブドゥル・ジャバーを守ることになるウォリアーズのセンターに対しては「ザザ(パチュリア)、すまんね」と付け足した。

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異なる時代にプレイしているチーム同士を比較することは不可能だ。しかしショータイム・レイカーズがウォリアーズに勝つだけでなくスウィープできると断言するのはさすがにばかげている。ドレイモンド・グリーンもそう思ったようで、6月6日(日本時間7日)の練習でジョンソンの発言について聞かれると、ただ笑うことしかできなかった。

グリーンは、聞かれたときこそ質問には答えなかったが、その後もうすこし詳しく自分の見解を説明している。基本的に、バスケットボールの時代が違うチームを比較すること自体を無意味と感じているようだ。

「まず、今のバスケットボールは当時とまったく異なるものだ。今は3ポイントショットを打つことができない選手は弱点として見られる。当時はそうではなかった。まったく違うスタイルについて話しているので自分にとっては意味がわからない。これまでも(比較することが)理解できなかったし、やろうとも思わなかった。彼らは彼らの時代で素晴らしく、我々は今の時代で素晴らしいチームだ」。

正論だ。比較しようがなく、あまりいい議題ではないのかもしれない。

原文: Draymond Green laughs at Magic Johnson's claim about sweeping Warriors by Sporting News

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ