クリーブランド・キャバリアーズのデリック・ローズが12月4日(日本時間5日)、チームに再合流した。『AP』が報じている。
左足首の挫傷でシーズン序盤の大半を棒に振ったデリック・ローズは、11月22日に将来を考えるとしてチームを離れていた。だが、ローズは4日に復帰し、リハビリと治療を再開。コートに戻るためのトレーニングを再び始めている。
ローズはこの数日、タロン・ルー・ヘッドコーチやコービー・アルトマンGMと連絡を取っており、「ポジティブ」な話し合いがあったと明かされていた。具体的な復帰へのタイムテーブルは発表されていない。
アルトマンGMは「今はデリックにとって非常に難しく、大変な時期だ」と説明した。
「我々は彼を支え続け、再びチームメイトたちと合流し、コートに戻るためのトレーニングができるように我慢していく」。
度重なるひざの負傷に苦しめられてきたローズは、10月20日(21日)にミルウォーキーで足首を負傷。夏にフリーエージェントでキャバリアーズと210万ドル(約2億4000万円)の1年契約を結んだローズは、ここまで平均26.9分間のプレイで14.3得点を記録。7試合で先発出場した。
ルーHCは「みんな彼が戻ってきて喜んでいる」と、チームがローズを歓迎したと述べた。
「全選手が満足しているし、彼が戻ってきたことに興奮している。コーチ陣やフロントも同様だ。今はただ彼が良い状態であることがうれしい。戻ってきたというだけで喜んでいるよ。まったく悪くは思っていない」。
キャバリアーズはアイザイア・トーマスJR.が数週間のうちに復帰する見込み。ドウェイン・ウェイドもセカンドユニットで貢献しており、ローズの出場時間に影響するかもしれない。
28歳のローズは2008年にドラフト1位指名でシカゴ・ブルズに入団。7シーズンにわたり同チームでプレイした。平均で19.4得点、5.9アシスト、3.7リバウンドを記録している。
ホセ・カルデロンは「誰にだって良いときと悪いときがある」と、ローズへの支援を強調した。
「完璧に理解できるよ。僕らが望むのは、彼が幸せで戻ってくることだけだ。僕らにとっても彼にとっても素晴らしいニュースだよ。僕らは彼が必要とするあらゆる形で彼をサポートする」。
原文: Derrick Rose returns to Cleveland Cavaliers by NBA.com(抄訳)