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全力でキャンプに臨むデロン・ウィリアムズ

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スポーツヘルニアの手術から8週間――。ダラス・マーベリックスのデロン・ウィリアムズは、9月末のキャンプスタートに向け、準備を整えたいと意気込んでいる。

ウィリアムズは、「スポーツヘルニアは治った。だからかなりクリアだよ。でも、ゆっくりと調子を整えようと努めている。自分が必要としている状態に戻ろうとね」と、調整に言及している。

「ただ、キャンプでは全力で臨まなければいけない。今からちょうど1か月だ」。

32歳のウィリアムズは昨季、マブスで63試合に出場し、平均11.9得点、5.8アシストという成績を残した。5点差以内で迎えた残り5分間のクラッチタイムで、100得点以上を記録した21選手のうち、フィールドゴール成功率が50%を上回ったのはウィリアムズだけだ。

しかし、スポーツヘルニアによって3月から4月にかけて8試合を欠場すると、13得点を記録したオクラホマシティ・サンダーとのプレイオフ1回戦の第2戦を最後に、いち早くシーズンを終えることとなった。

だが、11年のキャリアを持つベテランは先週、キャンプに向けてヘルニアが影響することはないと強調した。昨季のバックコートのスターターであるウィリアムズとウェスリー・マシューズは、2016-17シーズンに向けて戻ってきており、両選手とチャンドラー・パーソンズの3選手がプレシーズンを通じて調整を制限されていた2015年のときより、もっと早くにチームを   形成できるはずだ。ウィリアムズ同様、デビン・ハリスやJ.J.・バレアもキャンプには元気に臨める見込みで、マブスは現時点で負傷の問題を抱えていない。

また、ウィリアムズは新たなチームメイトについて、「僕はずっとアンドリューのファンだったんだ。彼は間違いなく、僕のようなポイントガードが一緒にプレイしたいと願う選手だよ」と、ゴールデンステイト・ウォリアーズから移籍してきたセンターのアンドリュー・ボーガットを歓迎している。

「彼はスクリーンをかけてくれ、パスも出せる。ピック&ロールが素晴らしい選手だ。守備で彼が何をやれるかはご存知の通り。彼とのプレイに興奮しているのは確かだね」。

原文: Deron Williams expects to be ‘full go’ for training camp by Bobby Karalla /Mavs.com(抄訳)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ