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今夏フリーエージェントになるデマーカス・カズンズ、ペリカンズとの再契約か、それとも…?

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ニューオーリンズ・ペリカンズはレギュラーシーズンに躍進を見せ、アンソニー・デイビスがチームの中心選手になってから初めてプレイオフで第2ラウンドに進出した。チームは正しい方向に向かっているはずだ。

しかし今後もチームにデマーカス・カズンズはいるのだろうか?

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カズンズはアキレス腱の怪我でチームの躍進に加わることができず、今年のクリスマス辺りまで欠場が長引きそうなのが現状だ。そして今年の夏は制限なしのフリーエージェントとなり、とにかく複雑なのだ。

通常なら、ペリカンズは彼にマックス契約を与えていただろう。しかし色々と状況は変わってしまった。彼抜きのペリカンズは勝利の方程式を見つけ、怪我の影響で彼の動きやパフォーマンスは低下する可能性がある。ビッグマンは体重の影響もあって、ほかのポジションよりもアキレス腱の怪我の影響を受けやすいのだ。

カズンズが100%の状態で復帰できず、7月1日にペリカンズが彼と契約しないと断言しているわけではない。しかし確実なことは何もないのだ。契約の内容は、彼を欲するチームがほかにいるかどうかと、全体的なフリーエージェント市場の流れが決めることとなるだろう。

最近カズンズは『The Undefeated』のマーク・スピアーズ記者とインタビューで以下のように話している。

ーーフリーエージェントとして、チーム側と自分側の立ち位置はどうだと感じている?

チームメイトが僕の復帰を望んでいるのは確かだ。でもこれはビジネスでもある。フロントにいる人たちはチームにとって最高な判断、もしくは彼らが最高だと感じる判断をする。何が起きるかはわからないから、正直その質問には答えられない。フロントとはしばらく話していないから、どうなるかね。

ーー納得する契約であればペリカンズに残留する気持ちはある?

当然だよ。自分にとって初めてフリーエージェントになるわけだけど、このビジネスは長いこと見てきている。どういう仕組みかは理解している。遺恨を残したいとかは考えてないよ。自分にとって一番いい決断をする。それはチームも同様だろう。

ーー交渉でチームは怪我を指摘してくるか、それともそこは問題にならないと思う?

正直そこは心配していないよ。自分のことはわかっている。自分がどれだけ努力しているか、自分のスキルはわかっている。もうじき復帰できるさ。

原文:DeMarcus Cousins open to staying with Pelicans, but knows it's a business decision by NBA.com


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ