マイアミ・ヒートは、クリス・ボッシュを戦力として計算していないかもしれない。だが、ウェスタン・カンファレンスの強豪ロサンゼルス・クリッパーズのディアンドレ・ジョーダンは、ボッシュと同じチームでプレイすることに問題はないと言う。
ジョーダンは『TMZ Sports』の取材に応じ、NBA復帰を目指しているボッシュに向け、温かい言葉をかけた。
「僕はクリスが大好きだし、同じテキサス出身だからね。彼には元気になってもらいたい。近い内に健康な状態に戻ってもらいたいね」。
今後ボッシュが取るべき行動について聞かれたジョーダンは笑顔を見せながら、「クリッパーズに来れば良いと思うよ」と返答。仮にそうなった場合、チームとしてどうやって機能させるかという質問に対しては、「自分がベンチから出場したって構わない」と続けた。
真剣なのか、リップサービスだったのかはわからないが、仮にボッシュが再び試合出場の許可を得てクリッパーズに移籍した場合、2017年のプレイオフが俄然面白くなることだけは間違いない。
ただ、ボッシュの移籍先がクリッパーズであれ、他チームであれ、越えなければいけない障壁は少なくない。ボッシュは、ここ2シーズン続けてレギュラーシーズン後半戦を血栓症による影響で欠場。そして、もし出場の許可が医師から出されたとしても、今はまだヒートの契約下にある選手だ。
ヒートは先日、現状ではボッシュと球団が共に歩む将来像が見えないと言及したものの、シーズンは長い。これから来年の4月までの間に多くの出来事が起こることだって、十分に考えられる。
原文:DeAndre Jordan says he'd come off the bench for Chris Bosh by Steven J. Gaither/Sporting News