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[杉浦大介コラム第81回]3x3ディベート: クリーブランド・キャバリアーズの“今”を3人の識者が分析

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昨季まで3年連続でイースタン・カンファレンスを制したクリーブランド・キャバリアーズは、今季、波乱のレギュラーシーズンを過ごしてきた。

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1月に6勝8敗と苦しむと、2月のトレード期限前にアイザイア・トーマス、ドウェイン・ウェイド、デリック・ローズらのビッグネームを次々と放出する大改革を敢行。代わりにジョージ・ヒル、ロドニー・フッド、ラリー・ナンスJr.といったロールプレイヤーを加え、新たなチーム作りを目指した。

3月下旬にはタロン・ルーHCが体調不良で戦線離脱するアクシデントもあり、結局はこの4年間で初めてイースト2位以内に入ることができなかった(4位)。それでもシーズン最後の14戦中12勝をあげ、大事な時期に調子を上げているようにも見える。

怪物レブロン・ジェームズに率いられた東の前年王者は、今年も最終的にNBAファイナルの舞台に戻ってくるのか? そして、今季終了後にフリーエージェント(FA)になることができるオプションを持つレブロンは、オフにどんな選択を下すのか――?

『ESPN.com』の人気企画“5-on-5 ディベイト”をモデルに、3人のNBAエキスパートにキャブズに関して気になる3つの質問をぶつけてみた。彼らの言葉から、キャブズとレブロンが置かれた不確かな現状が見えてくる。

※取材はプレイオフ開始前に行なわれた。

▼パネリスト

デイブ・マクナミン(『ESPN.com』のキャブズ番記者/@mcten

ハワード・ベック(『ブリーチャーリポート』のシニアライター/@HowardBeck

ジェフ・レンチナー(『Insidehoops.com』の編集人兼ライター/@InsideHoops

>>> (1)クリーブランド・キャバリアーズはピークを迎えているのか?

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文:杉浦大介  Twitter: @daisukesugiura

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著者
杉浦大介 Daisuke Sugiura Photo

東京都出身。高校球児からアマボクサーを経て、フリーランスのスポーツライターに転身。現在はニューヨーク在住で、MLB、NBA、ボクシングを中心に精力的に取材活動を行う。『日本経済新聞』『スポーツニッポン』『スポーツナビ』『スポルティーバ』『Number』『スポーツ・コミュニケーションズ』『スラッガー』『ダンクシュート』『ボクシングマガジン』等の多数の媒体に記事、コラムを寄稿している。