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ダンテイ・ジョーンズ、自身が考えるNBA現役トップ10リストにステフィン・カリーを含めず

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ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、オールスター選出4回、シーズンMVP受賞2回、NBA優勝2回を誇るスター選手で、歴代最高シューターとの呼び声も高い。そんな選手を現役トップ10に含めないのは合点がいかないが、ダンテイ・ジョーンズの見方はこうだ。

2017 NBAプレイオフ前にクリーブランド・キャバリアーズと契約したジョーンズは、自身が考えるNBA現役トップ10リストにカリーを含めなかった。36歳のジョーンズ(フリーエージェント)いわく、カリーは落選したという。

ジョーンズはポッドキャスト番組『Mickstape』に出演した際「皆は怒るだろうけれど、僕は彼(カリー)をNBAトップ10の選手とは思っていない」と語った。

「彼はトップ11か、12くらいかな」。

ジョーンズは、1位にレブロン・ジェームズ、2位にカワイ・レナード、3位にケビン・デュラントの名前をあげたが、残りの7選手(ジョン・ウォール、ポール・ジョージ、ラッセル・ウェストブルック、ジェームズ・ハーデン、クリス・ポール、カール・アンソニー・タウンズ、アンソニー・デイビス)は順不同とした。

またジョーンズは、同じくウォリアーズのクレイ・トンプソンもトップ10から外した。だがドレイモンド・グリーンに関しては、ウォリアーズのロスター内で最も代えの利かない技術を持った選手と話している。

ジョーンズは「自分の考えでは、ドレイモンドはウォリアーズで最も重要な選手だと思う」と言う。

「(デュラントが)いなくてもファイナルに勝ち進める。ただ、ドレイモンドだけは代えが利かない。1番から5番まで守れる選手だからね。彼がいると守備的な部分で素晴らしいプレイができる。だから彼がウォリアーズで最も重要な選手なんだ」。

ジョーンズが自論を述べるのは構わない。2016年のキャブズ優勝メンバーの一人で、NBAファイナルでウォリアーズに4勝1敗で敗れた2017 NBAファイナルを戦ったキャブズのメンバーでもあるだけに、ライバルチームに対する意識はハッキリしている。

ジョーンズは、昨年のハロウィーンパーティーで来客が通る自宅玄関にカリーと思われる人形を置いたジェームズのチームメイトでもある。ひょっとするとジェームズは、チームメイトであるジョーンズのトップ10リストのNo.1が自分で、カリーとの差が開いていることを喜ぶかもしれない。

ジョーンズが現役トップ10リストにカリーを含めないのは愚行でしかないが、決して驚くようなことではない。

原文:It's no surprise Dahntay Jones doesn't consider Stephen Curry a top-10 player by Jordan Greer/Sporting News(抄訳)


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