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[コラム]マーク貝島が選ぶ NBAサマーリーグ2017注目選手たち(1):カイル・クーズマ

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こんにちは。マークです。サマーリーグコラム第2弾は、僕が期間中に気になったピックアッププレイヤーを紹介したいと思います。どのスポーツのドラフトでもそうですが、上位指名ほど良い選手とは限りません。NBAのGMの腕の見せ所としては、与えられた指名権の中で最高の選手(指名権に対する高い価値)を見つけることです。

今回は今年の上位指名だけではなく、下位指名と2年目の選手から特に気になった5人をピックアップし、紹介します。


カイル・クーズマ(ロサンゼルス・レイカーズ)
Kyle Kuzma

サイズ:206cm・100kg
ドラフト:2017年1巡目27位指名(ジャズ→レイカーズ)
出身校:ユタ大学

Kyle Kuzma Lakers

サマーリーグ決勝戦のMVPを受賞したクーズマですが、実は去年の夏からNBAのエージェントやGMの中で非常に評価が高かったそうです。現代NBAで最も重宝される“3&D”(3ポイントショットが打てディフェンスができる)ウィングプレイヤーで、206cmとサイズがあるので、センターとスイッチしてもしっかり守ることができます。

サマーリーグでは積極的にトランジションに参加し、ロンゾ・ボールからのロングパスを何度も受け取りました。3年間大学に在籍していたからか、戦術の理解度も高いです。

ミシガン生まれで、同じミシガン出身のドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が憧れで、彼と同じようにボールを持たず、シュートを打たずともディフェンスやトランジションで勝利をもたらすことができる選手です。

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文:マーク貝島 Twitter: @marknbafan

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