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クリッパーズが人事異動を発表、ドック・リバースはヘッドコーチに専念

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8月4日(日本時間5日)、ロサンゼルス・クリッパーズは、球団社長を兼任していたドック・リバース・ヘッドコーチが今後はHCに専念することを発表した。また、後任の球団社長にローレンス・フランクが就任することも併せて発表されている。

クリッパーズのスティーブ・バルマー・オーナーは「ドックは優勝チームを作る方法を熟知している。それこそ我々が重点を置いているところであり、ドックにはチーム作りに専念してもらう。ドックは、新たに加わった選手と、チームに復帰する選手の間を繋ぐ上で鍵になる存在だ。そして次のレベルにチームを導く上で重要な存在だ」と話した。

「ローレンスは、日々のやり取りの中で私が学ばせてもらっている人物。彼は選手獲得、選手育成、チームのアイデンティティ、サラリーキャップ関連の方策のすべてに精通している。彼がフロントオフィスの先頭に立つことで、チームの状況は安定する。2つの部門で独立した意見や考えを持てるのは素晴らしいことで、彼らはリーグを代表するプロフェッショナル。チームのためにパートナーシップを築いてくれている。彼らが指揮を執ることで、我々は大きな成功を収められるだろう」。

リバースHCは「私はクリッパーズの成功のために力を尽くしている。ロスターの3分の2が新しい選手になることを考えても、今後コーチングに専念できることに興奮している。今回の人事は、ローレンス・フランクの昨季の仕事ぶりに感心した私がスティーブと話し合っていたことだ」と説明している。

またフランクは「球団のフロントとして働くようになってから1年が経つが、今後も仕事に力を注げることに興奮している」と語った。

「この機会を楽しみにしている。スティーブは、クリッパーズを次の段階に移行させるため、我々に役職を与えてくれた。ドックとなら、この仕事をきっちりとこなせる」。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ