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復帰後のスランプを予期していたアイザイア・トーマス「こうなることはわかっていた」

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復帰早々に好パフォーマンスを披露したアイザイア・トーマスの状態は、所属するクリーブランド・キャバリアーズの調子と同様に悪化している。

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右股関節の負傷から8か月ぶりに復帰後の2試合でそれぞれ17得点、19得点を記録し、毎分ほぼ1得点ペースを記録していたトーマスだったが、出場した直近2試合では平均6.5得点に落ち込んでいる。直近2試合では3ポイントショットを11本中10本外し、フィールドゴールも26本中21本を失敗している。キャブズはそれら2試合に敗れたばかりか、直近11試合で8敗を喫し、イースタン・カンファレンス首位のボストン・セルティックスとのゲーム差は7.0に広がった。

しかし、長期間チームを離れていたトーマスは、最近の不振に驚いていないと語ったと、『ESPN』のデイブ・マクメナミン記者が伝えている。

トーマスは、1月14日(日本時間15日)の練習後「こうなることはわかっていた」と語った。

「感覚が戻っていない。取り戻すには時間がかかるよ。復帰戦から2試合続けて良いプレイができたときも、コーチ(タロン・ルー・ヘッドコーチ)には、感覚がついてきていないと伝えた。まるでまやかしのようなものだった」。

「ショットは決まったけれど、どれも自分の動きではなかったし、普段のような感覚ではなかったんだ」と、トーマスは言う。

「しばらくは、今のような状態が続く。辛抱強く取り組まないといけないね。僕は誰よりも自分に批判的で、辛抱強くないから、これまでのようにコートに出て、特別な存在になれないことが辛くてたまらない。感覚と勢いを取り戻すために努力しないといけない。高いレベルでプレイできるようにならないといけない」。

不振に喘いでいるものの、トーマスは1月15日(同16日)にホームで対戦する宿敵ゴールデンステイト・ウォリアーズとの一戦に出場できることについて、「興奮している」と話している。

「レベルが高くて、熱量も激しい。選手も意識している試合で、勝ちたいと思っている。今のチームは、そういうモードにいる。自信を取り戻すには次の試合での勝利が必要なんだ。優れたチームと対戦できる素晴らしい機会だから、準備を整えて臨む」。

原文:Cleveland Cavaliers guard Isaiah Thomas not surprised by recent struggles by NBA.com(抄訳)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ