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キャバリアーズが大敗、イースタンの首位陥落

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3月27日(日本時間28日)にAT&Tセンターで行なわれたクリーブランド・キャバリアーズ対サンアントニオ・スパーズの一戦は、カワイ・レナードが25得点、6リバウンド、6アシストを記録し、スパーズが103-74で大勝した。

キャバリアーズは主力を休ませずに起用したが、最大33点差をつけられての完敗。第3クォーター残り25秒にデイビッド・リーのひじが首に入ったレブロン・ジェームズは、しばらくベンチで治療してから、第4Qのタイムアウト時にロッカールームに引き揚げ、そのままコートに戻らず。第4Qはジェームズに加え、カイリー・アービング、ケビン・ラブもベンチに座ったままだった。

5戦3敗のキャバリアーズ(47勝26敗)はイースタン・カンファレンスの2位に転落。同首位に浮上したボストン・セルティックス(48勝26敗)に0.5ゲーム差をつけられた。

タロン・ルー・ヘッドコーチは「彼らのほうが我々よりも速かった」と敗北を認めた。

「ドリブルでも、トランジションでも、我々は彼らにやられた。彼らのほうが速かった」。

Kawhi Leonard San Antonio Spurs
レナードはジェームズとのレギュラーシーズン通算対戦成績を5勝3敗としている(ジェームズがヒートに所属していた時期を含む)

29分間のプレイで17得点、8リバウンド、8アシストを記録したジェームズは、30日(同31日)に行なわれるシカゴ・ブルズとの次戦に間に合う見込みと明かしている。

一方で、ジェームズは敗戦について「僕らは苦しんでいるから、こういうチームとは最後にやりたいものだ」と、キャバリアーズにとって良くないタイミングでのスパーズとの対戦だったと述べた。

「今の僕らは良いバスケットボールができていない。解決しなければいけない」。

また、ジェームズは「僕らのチームにとってデリケートなタイミングだ。多くの人が話している」と、コートでのプレイが大事だと語った。

「僕が話すタイミングもあるだろうけど、同時にコートに出てプレイしなければいけない」。

一方、5連勝のスパーズ(57勝16敗)は、リーグトップのゴールデンステイト・ウォリアーズ(59勝14敗)に2ゲーム差としている。ラマーカス・オルドリッジとパウ・ガソルが各14得点を記録した。

ボックススコア


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ