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ヨギ・フェレルが活躍のマブス、スパーズに続いてキャブズも撃破

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1月30日(日本時間31日)にアメリカン・エアラインズ・センターで行なわれたクリーブランド・キャバリアーズ対ダラス・マーベリックスの一戦は、新人ヨギ・フェレルが自己最多の19得点を記録したマーベリックスが104-97で勝利した。

マーベリックスはフェレルの3ポイントショットやレイアップで残り3分52秒に102-85と17点差をつけて勝負を決定づけた。15点ビハインドで迎えた次のタイムアウトで、キャバリアーズのタロン・ルー・ヘッドコーチはレブロン・ジェームズとカイリー・アービングをベンチに下げている。

12月にブルックリン・ネッツを解雇され、マーベリックスと10日間契約を結んだばかりのフェレルは、29日(同30日)のサンアントニオ・スパーズ戦で終盤に大事なフリースローを決めて勝利に貢献。2戦目となったこの日は、6試合連続で20得点以上を記録していたアービングをフィールドゴール21本中7本成功に抑えた。フェレルは「今は夢を見ているみたいだ」と喜びを表している。

マーベリックス(18勝30敗)は、ハリソン・バーンズが24得点、今季自己最多の11リバウンドで今季2度目のダブルダブル。そのほか、ウェスリー・マシューズが21得点、セス・カリーが16得点、ドワイト・パウエルが14得点、8リバウンドをマークした。

敗れたキャバリアーズ(32勝15敗)は、ジェームズが23得点、9リバウンド、9アシスト、アービングが18得点を記録。だが、第4クォーターは2人で1得点しかあげられず、3Pは合計14本中2本成功のみ。チームの17ターンオーバーのうち、11ターンオーバーを記録している。

2連勝を飾り、8戦6敗というスランプから抜け出したかと思われたキャバリアーズだが、11月にホームで38点差をつけて大勝したマーベリックスに敗れ、1月は7勝8敗と負け越しとなった。

ジェームズは「11月のことは覚えてすらない」と述べている。

「すべての試合で戦わなければいけないんだ。以前の試合がどうだったかは関係ない」。

一方、ルーHCは「相手のほうが我々より速かった」と負けを認めている。

「彼らはバスケットを攻めてきた。彼らのほうが我々より速く、激しく走ったということだ」。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ