11月15日(日本時間16日)、ヒューストン・ロケッツのマイク・ダントーニ・ヘッドコーチは、左ひざの打撲により14試合を欠場したクリス・ポールが、11月16日(同17日)に敵地で行なわれるフェニックス・サンズ戦に出場する予定であることを明らかにした。
同日の練習に参加したポールは、練習後「まだまだやることは多い。また練習に戻れて興奮している。トレーニングルームではなくて、コートで練習できて嬉しい」と語った。
ポールは、サンズ戦で出場時間に制限が設けられる可能性が高い。その点についてポールは「それは難しいことだね。プレイしたいときにはプレイしたいもの。モニターされたりするのは好きではないけれど、対応していくよ」と話した。
「彼(ポール)の準備は整った」と語ったダントーニHCは、次のように続けた。
「明日の試合に出場すると思う。それはチームにとって良いこと。これまでやってきたことはカウントせず、明日は新たなチームになる。たとえば、岩を池に投げ入れれば、大きな波が起こる。まずは彼に試合勘を取り戻させる機会を与える。そして、チームのローテーションにも変化が加わるので、今後2、3試合は辛抱する必要がある。その上で流れるような形に持っていきたい」。
32歳のポールは、10月11日(同12日)に行なわれたメンフィス・グリズリーズとのプレシーズンゲームで左ひざを痛めた影響により、今季はゴールデンステイト・ウォリアーズとの開幕戦にしか出場していない。
ロケッツは、ポールを欠いた14試合で10勝をあげている。
原文:Chris Paul to play vs. Phoenix Suns, be on minutes limit by NBA.com(抄訳)