NBA

セルティックス、ドラフト全体1位指名権をトレード

Author Photo
Sporting News Logo

ボストン・セルティックスは6月19日(日本時間20日)、フィラデルフィア・76ersとのトレードで、今年のドラフト全体3位指名権、および将来のドラフトの1巡目指名権を獲得したことを発表した。76ersには今年のドラフトの全体1位指名権を譲った。

将来の1巡目指名権は、2018年のドラフトでロサンゼルス・レイカーズが2位から5位の指名権を手にした場合、それがセルティックスに渡る。それ以外の場合は、2019年のサクラメント・キングスないし76ersの1巡目指名権で、より指名順位が高い権利がセルティックスのものに。ただし、どちらかが1位指名権を得た場合、セルティックスはもう1チームの指名権を手にすることになる。

セルティックスのバスケットボール運営部門を率いるダニー・エインジは、「今年の非常に才能あふれたドラフト候補選手たちからインパクトのある選手を3位指名できることをうれしく思う。一方で、我々が18回目の優勝に向けてチームづくりを続けていく中で、将来の非常に貴重な資産を加えることができる」と喜んだ。

このトレードにより、セルティックスはブルックリン・ネッツ(2018年)、メンフィス・グリズリーズ(2019年)、ロサンゼルス・クリッパーズ(2019年)の指名権を含め、今後3年間で7つの1巡目指名権を手にすることとなる。


著者
NBA Japan Photo

NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ