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キャブズとタロン・ルーHCが新契約締結に合意

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7月26日(日本時間27日)、クリーブランド・キャバリアーズは、タロン・ルー・ヘッドコーチとの複数年契約締結に合意したことを発表した。

ルーHCは、2016年1月22日(同23日)、アソシエイトヘッドコーチからHCに昇格し、球団史上20人目のHCに就任。キャブズは2015-16シーズンのレギュラーシーズンでイースタン・カンファレンス最多となる57勝25敗を記録しプレイオフに進出すると、球団史上初の優勝を達成した。

ルーHCは、新契約締結に向けた合意について、「非常に特別な選手たちが揃っているグループを引き続き指揮する機会を与えていただいたことは、素晴らしいこと」と、語った。

「私との契約を延長するために尽力してくださったダン・ギルバート、ジェフ・コーヘン、ネイト・フォーブス、デイビッド・グリフィンに感謝しています。クリーブランドのファンはスポーツ界の中でもベストな存在で、この特別なコミュニティの一員でいられることを心から楽しめています。今後もチームを成長させ、より多くの成功をチーム、ファンにもたらすことに意識を置いています」。

2016年のプレイオフでは、キャブズはファーストラウンド第1戦からカンファレンス・ファイナル第2戦まで10連勝を記録。ルーHCは、HCとして初めて迎えたプレイオフで、初戦から10連勝をマークしたNBA史上初のHCとなった。

プレイオフでは16勝5敗という成績に導き、2016 NBAファイナルではゴールデンステイト・ウォリアーズを4勝3敗で下し優勝。ルーHCは、優勝コーチとしてはNBA史上4番目の若さだ。

1998年のドラフト全体23位でデンバー・ナゲッツから指名されたルーHCは、NBAで11年間現役生活を送った。ロサンゼルス・レイカーズ、ワシントン・ウィザーズ、オーランド・マジック、ヒューストン・ロケッツ、アトランタ・ホークス、ダラス・マーベリックス、ミルウォーキー・バックスでプレイしたルーHCは、キャリア554試合に出場した。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ