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キャバリアーズ、デロン・ウィリアムズとの契約を発表

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2月27日(日本時間28日)、クリーブランド・キャバリアーズは23日(同24日)ダラス・マーベリックスに解雇されたデロン・ウィリアムズと契約したことを発表した。

ウィリアムズは2005年のNBAドラフトでユタ・ジャズに全体3位指名されて以降、ブルックリン・ネッツ、ダラス・マーベリックスでプレイ。通算で821試合(先発767試合)に出場し、平均34.6分間のプレイで16.6得点、3.1リバウンド、8.2アシスト、1.1スティール、フィールドゴール成功率44.4%、3ポイントショット成功率35.6%、FT成功率82.2%を記録している。

2007-08シーズンには、マジック・ジョンソン、ケビン・ジョンソンに続く歴代3人目となるシーズン1500得点、800アシスト、FG成功率50%以上を記録。オールスターに3回(2010年、11年、12年)選出され、これまでにNBA歴代19位となる6733アシストをマークしている。

今季はマーベリックスで40試合(すべて先発)に出場し、平均29.3分間のプレイで13.1得点、6.9アシスト、2.6リバウンド、3P成功率34.8%、フリースロー成功率82.1%を記録していた。

『AP通信』によると、ファイナル進出経験がないウィリアムズは、「僕にはこれまで優勝を競うチャンスがなかった」と、タイトルへの意欲をのぞかせつつ、キャバリアーズ加入への喜びを表した。

「これが自分にぴったりだと感じたんだ。(キャバリアーズは)オフシーズンにも興味を示してくれた。レブロン(ジェームズ)とはオリンピックで一緒だったし、カイル(コーバー)は親友のひとりだ。今日まで話していたよ。ここで大きな役割を担い、居心地よくやれると感じている」。

また、『AP通信』はウィリアムズがキャバリアーズ移籍は「簡単な決断だった」と述べたとも伝えている。

「ほかのチームもいくつか見ていたけど、マーベリックスから違う道に行きたいと言われたときに、最初に飛び込んできたのがキャバリアーズだったんだ。最初に思った道に進んだ」。

なお、キャバリアーズはウィリアムズの背番号が31と発表している。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ