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成立直前まで進展していたポール・ジョージを含むキャブズとペイサーズのトレード

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今夏クリーブランド・キャバリアーズの補強は進んでいない。しかし、それは球団の努力不足というわけではなかった。

7月18日(日本時間19日)に『The Jump』に出演した『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によれば、キャブズGM代行のコービー・アルトマンは、インディアナ・ペイサーズからポール・ジョージを獲得するトレードを成立しかけていたという。

ウォジナロウスキー記者は「コービー・アルトマンは、6月30日(同7月1日)の時点でポール・ジョージ獲得に迫っていた」と伝えた。

「成立間近の段階で、ペイサーズはジョージに、ダン・ギルバート(キャブズオーナー)からの電話に出る許可を与えるところだった。しかし、そこでペイサーズは急に態度を変え、オクラホマシティ・サンダーとのトレードを成立させた」。

結果的にペイサーズはジョージを差し出す見返りとして、サンダーからビクター・オラディポとドマンタス・サボニスを獲得。ジョージ放出に完全に見合う交換要員ではなかったかもしれないが、ケビン・ラブをトレード案に含めるのを躊躇ったと伝えられたキャブズからの提示より好条件だったのだろう。

キャブズにとっては、ジョージとジミー・バトラー(ミネソタ・ティンバーウルブズ)の獲得に失敗したのは不運だった。ただ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、ボストン・セルティックスらが補強を進める中、もしこの話を聞かされたとしても、レブロン・ジェームズの溜飲が下がることはない。

原文:Cavaliers were close to landing Paul George but Pacers backed out of trade, report says by Thomas Lott/Sporting News

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