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リポート:キャブズとラリー・ナンスJr.が延長契約締結に関心

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クリーブランド・キャバリアーズは、2017-18シーズンのトレードデッドラインにロスター刷新を決断した。このときのトレードによりロサンゼルス・レイカーズからキャブズに移籍したラリー・ナンスJr.は、チームのNBAファイナル進出に貢献した一人だ。

2月8日(日本時間9日)にキャブズに移籍後、ナンスJr.は平均8.9得点、7.0リバウンドを記録。プレイオフでは勝ち進むにつれて役割も変わっていったが、平均4.8得点、4.5リバウンドという成績を残した。キャブズは、球団レジェンドのラリー・ナンスの息子でもあるナンスJr.を今後もチームに残したい意向のようだ。

そのナンスJr.にもキャブズ残留の意思があり、今オフ中にキャブズが同選手と延長契約を結ぶ可能性があると、『Cleveland.com』のジョー・バードン記者が伝えた。

複数の関係筋が『Cleveland.com』に伝えたところによれば、ナンスJr.とキャブズは、延長契約締結に強い関心を示しているという。

NBAでの3年目を終えたナンスJr.は、現在の契約最終年に新たに4年契約を提示できる。新契約の1年目にはマックス額の2500万ドル(約27億6800万円)を受け取れるものの、ナンスJr.の新契約の内容は、オフにフリーエージェントの権利を得られるプレイヤーオプションを保持しているレブロン・ジェームズの決断、それから来季のロスター編成次第になると見られている。仮に今オフ中にナンスJr.とキャブズが延長契約締結に合意できなくても、選手の保有権はキャブズが保持し、同選手は2019年の夏に制限付きFAになる。

ナンスJr.とともに今年2月のトレードでキャブズに加わったロドニー・フッドに関しては、キャブズに残留できるかはわかっていない。今オフに制限付きFAになるフッドは、キャブズに移籍後レギュラーシーズンで平均10.8得点、3ポイントショット成功率35.2%を記録したものの、ポストシーズンでは平均5.4得点、3P成功率も16.7%に落ち込んだ。この数字の変化は、フッドにとって不利な材料になるとバードン記者は考えている。

NBA関係者によれば、ポストシーズン中の不振により、フッドが今オフに得られるオファーの数は限られてしまうという。

キャブズはフッドを高く評価し、今年の7月にクオリファイングオファーを提示せず長期契約をオファーする可能性があると言われている。しかし、キャブズ以外にフッドの獲得に関心を示すチームは現れそうにない。

原文:Report: Cleveland Cavaliers, Larry Nance Jr. have mutual interest in contract extension by NBA.com(抄訳)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ