NBA

カーメロ・アンソニー、ニックス退団報道にいら立ち

Author Photo
Sporting News Logo

カーメロ・アンソニーが1月15日(日本時間16日)、ニューヨーク・ニックスからの退団が近いとの報道にいら立ちを見せた。フィル・ジャクソン球団社長が自身の退団を望むのであれば、「話し合わなければいけない」と述べている。

『FanRagSports.com』は12日(同13日)、「いまだに危険なスコアラーだが、自身の1対1を制限する攻撃プランに抗う」と、アンソニーが「ほぼ退団」すると報じた。記事を執筆したのは、ジャクソン社長のもとで元アシスタントコーチを務めたチャーリー・ローゼンだ。

元ニックスのローゼンは、「唯一確かなのは、アンソニーがニューヨークで自身の有用性を失ったということだ」と記事を締めくくっている。

101-116と敗れた15日のトロント・ラプターズ戦後、アンソニーは「もしもそうなら、そしてその話がそういうところから出ているなら、僕らは話し合わなければいけないと思う」と、ローゼンとジャクソンの関係を指摘しつつ、球団が自身の退団を望むなら対話が必要だと述べた。

「ニューヨークでの僕の時間は終わったと彼らが感じているなら、話さなければいけないだろう」。

「正直、僕自身はそれについて考えたことがない。あらゆることを耳にするけど、僕は毎日仕事をしに来て、自分にムチを打ち、それについては心配しないようにしている」。

今季、平均22得点、6リバウンドを記録しているアンソニーは、契約に含まれるトレード除外条項の解消を考えたことはないと明かしている。

「みんながそのことを話しているけど、僕自身はこれまで考えたことがない」。

原文: Carmelo Anthony vents frustration about future with Knicks by Sporting News(抄訳)​


著者
Sporting News Photo

The sports world explained. The Sporting News goes beyond the score to deliver the news, data, insights and entertainment that sports fans around the globe need to know.