ニューヨーク・ニックスのカーメロ・アンソニーが、トレードに関する噂を完全に否定したと、New York Daily Newsが伝えた。
取材に応じたアンソニーは、トレードを検討したことがあるかという質問に対し、「まったくない」と断言。
「僕にとって、『ここまでキャリアを送ってきて、思うようにならない』などという考えが頭を過ることはない」。
昨シーズン球団史上最悪の17勝65敗に終わりながらも、オフに大型補強を実行せず、ドラフトでも即戦力ではないと評価されたクリスタプス・ポルジンギスを指名したことで、アンソニーが退団を希望しているという噂も流れた。しかし本人は、球団社長のフィル・ジャクソンと、オフの動きについて話し合っていないと語り、その必要もなかったと主張した。
「チームのプランについてフィルと話す必要なんてないよ。彼のオフィスに行って、『どうなっているんだ?』なんて言う必要もない。彼の仕事はチーム運営で、それを任せるために球団はフィルに大金を支払っている」。