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不振に苦しむカーメロ・アンソニー「キャリアを通じて最も酷い状態」

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オクラホマシティ・サンダーは、現在も勝率5割復帰を目指し、オフェンスを機能させる方法を見つけようとしている。ホームで3連勝を記録したばかりだが、12月3日(日本時間4日)のサンアントニオ・スパーズ戦、5日(同6日)のユタ・ジャズ戦では、1ポゼッションあたり1得点未満という数字を残した。そして12月7日(同8日)にメキシコシティで開催されたブルックリン・ネッツとのNBAメキシコゲームズ2017では、ディフェンスでリーグ下位のチームを相手にフィールドゴール成功率39%と苦しんだ。

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そのサンダーにおいて、オフェンスで苦しんでいる選手こそカーメロ・アンソニーだ。アンソニーは、11月29日(同30日)のオーランド・マジック戦からネッツ戦までの5試合で72本中24本のショットしか決められていない(成功率33%)。今季のFG成功率でも41%と苦しんでいるほか、フリースロー獲得率も、ショット100本あたり22本(自己最低)の試投数しか得られていない。また、3Pとフリースローを考慮したトゥルーシューティング成功率でもキャリア最低となる50.8%という数字を記録している。

The Oklahoman』のブレット・ドーソン記者が、不振に苦しむアンソニーに話を聞いた。

高地にあるアレナ・シウダ・デ・メヒコでの試合も、アンソニーのショットが改善するきっかけにはならなかった。ネッツ戦でFG20本中5本の成功に終わったアンソニーは、現在の状態が良くないことを自覚している。アンソニーは「ここ3、4試合は、点を決めることだったり、ショットを成功させるという部分において、自分にとって一番タフな状態だね」と言う。

「高地云々という条件は関係ない。単純に、僕個人の調子が良くないということ。きっと、キャリアを通じて最も酷い状態じゃないかな」。

「それでもプレイし続けないといけない」と、アンソニーは続ける。

「普段通りショットを打ち続けないといけないし、自信を持って打たないといけない。前に進む上で、ミスショットや、自分自身の非効率なオフェンスに左右されてはいけないんだ」。

原文:Oklahoma City Thunder's Carmelo Anthony going through 'toughest stretch of career' by NBA.com(抄訳)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ