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カーメロ・アンソニー「10回目のオールスターにまだ興奮する」

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2月18日(日本時間19日)、NBA オールスター2017に出場するカーメロ・アンソニー(ニューヨーク・ニックス)がメディアの質問に答えた。


――10回目のオールスター。どれほどワクワクしている?
まだ興奮しているよ。ワクワクする。ここに来て、みんなに合流し、こういったお祭りの中にいると、楽しくなってくるんだ。そしてそこに参加するのがいかに大きなことを理解する。

――どんなパフォーマンスを見せてくれる?
ここにいるだけで幸せだよ。今はそれを言うことはできない。明日、どうなるかをみよう。

――準備はできている?
明日だ。今日はできていない。でも、明日にはできている。

――初オールスターの選手たちにどんなアドバイスを?
ただ楽しんで、リラックスしろということかな。深呼吸して、すべてを味わう。このひとつの場所にすべてが詰まっていて、そこにいることは、とてつもないんだ。それをただ受け止めて楽しむだけさ。

――ドレイモンド(グリーン)にあなたがトレードされたらどう思うかを聞いた。彼は、あなたが彼にとって兄のようなもので、バスケットボールの素晴らしいアンバサダーであり、ひどい仕打ちを受けているように感じると答えた。では、ロサンゼルス・クリッパーズへのトレードだったらどう思うかと聞いたら、ぶっ潰すという答えだった。
当然さ。それが君らにとってのドレイモンドだ。彼は僕と違うチームにいる。違う人間で、違う選手だ。でも、僕はそれが好きなんだよ。そういうメンタリティーがね。ここでも同じさ。僕は彼と反対のチームにいるから、僕も彼をぶっ潰したい。

コートの外では、僕らは友達だ。でも、コートの上では僕らみんなが競争する。だからこそ、バスケットボールが良くなるんだ。

――ただ、ニューヨークでひどい仕打ちを受けているとの発言についてはどう思う?
正直、同僚たちからサポートしてもらえるのは素晴らしいことだ。似たような状況を経験してきたり、そういうことを理解する仲間たちから支えてもらえるのはね。彼らがはっきりと話してくれるのは、僕にとって大きな意味がある。

――シーズン後半戦で違うユニフォームを着たら生き返る?
そういうことを考える時間はまだこれからある。

――(トレード期限まで)あと数日だが。
数日だね。まず今日を乗り越えないと。ここに来たばかりなんだ。

――オールスター出場の連絡が来たときに思ったことは?
正直、がっかりするようなことだった。旅行をキャンセルしなきゃいけなくて、しかも返金なしだからね。でも、少しして、家族と話したら、みんなわかってくれて、楽しんできてと言ってくれたんだ。これだけ長年出ていても、ここに来て、参加することの楽しみを見つけなければいけないと思う。僕はこの数日をそう過ごしてきた。


[特集]NBAオールスター2017 in ニューオーリンズ


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ