NBA

バイロン・スコットHC、コービーの出場時間短縮を検討せず

Author Photo
Sporting News Logo

開幕から本来のプレイができていないロサンゼルス・レイカーズのコービー・ブライアントだが、バイロン・スコット・ヘッドコーチは、ブライアントの出場時間短縮を検討していないと語ったと、ESPNが伝えた。

11月24日(日本時間25日)にオラクル・アリーナで行なわれたゴールデンステイト・ウォリアーズ戦に出場したブライアントは、フィールドゴール14本中1本の4得点に終わり、チームも77-111で敗れた。

25日(同26日)、チームの練習施設で取材に応じたスコットHCは、ブライアントの出場時間について質問されると、「彼の出場時間を短縮することは考えていない」と、語った。

「彼の役割は、はっきりしている。出場時間も同様だ」。

37歳のブライアントは、キャリア20年目の今季開幕から不振を抜け出せずにいる。今季はチーム最多の1試合平均16.4本のFGを放っているが、平均得点は15.2と、シュート試投数より少ない。また、出場時間も、ジョーダン・クラークソン(30.8)に次ぐチーム2位の30.5分を記録している。

スコットHCは、直近3シーズンをけがで棒に振ったブライアントにとって、現在の出場時間は問題ではないと話す。

「(影響している)かもしれないが、私の意見は異なる。彼を見ている限り、そうは思わない」。

また、スコットHCは、ブライアントのプレイに関して助言をしていないことも明かしている。

「彼に任せている。長い間プレイしてきた選手だ。コービーについて心配はしていない。ここまでの彼のシュート成功率、シュートについては懸念しているが、リーグで長くプレイしている選手だし、彼のことは理解しているので、彼自身が解決法を見出すことに心配はしていない」。

スター選手であっても、キャリア晩年ともなれば、チーム内での役割や負担は軽減されるケースは多い。だが、ブライアントには当てはまらないようだ。

スコットHCは、「彼のメンタリティは理解している。彼は今もリーグでプレイできると感じている。我々も同じように感じている」と、語った。

著者
NBA Japan Photo

NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ