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ブルズがキングスのオファーにマッチし、ザック・ラビーンと再契約

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シカゴ・ブルズは7月9日(日本時間10日)、フリーエージェントのザック・ラビーンに対するサクラメント・キングスのオファーにマッチし、再契約したことを発表した。契約内容は公表されていない。

ラビーンは昨年、ミネソタ・ティンバーウルブズとのトレードでブルズに加入した。このドラフト日のトレードで、ブルズはクリス・ダンと2017年のドラフト全体7位指名選手(ラウリ・マルッカネン)の交渉権を獲得。ウルブズがジミー・バトラーと同16位指名選手(ジャスティン・パットン)の交渉権を手にした。

ブルズのエグゼクティブ・バイスプレジデントであるジョン・パクソンは「昨夏、トレードでラビーンというダイナミックなアスリートを獲得し、我々は喜んだ。そして今、彼を保つことができて興奮している」と語った。

「ザックは前十字じん帯の負傷からコートに戻ろうとリハビリ中に大変奮闘してくれた。バスケットボールに対する情熱も見てとれる。磨かれたスキルに加え、そういった資質から、彼が今後NBAにおいてインパクトを残す選手になると分かっている。前進するブルズにザックを残すことができ、我々はワクワクしている」。

負傷から復帰したラビーンは、2018年1月13日(同14日)のデトロイト・ピストンズ戦でブルズでのデビューを飾り、24試合に出場(先発24試合)。1試合平均27.3分間のプレイで、16.7得点、3.9リバウンド、3.0アシスト、1.0スティールを記録した。

ラビーンは8試合でチーム最多得点をあげ、11試合で20得点以上をマーク。1月31日(同2月1日)から3月2日(同3日)まで10試合連続で二桁得点を記録している。1月15日(同16日)のマイアミ・ヒート戦では、20分未満のプレイで18得点、5リバウンド、5アシストを記録した史上7人目の選手となった。

2014年のドラフトでウルブズに全体13位で指名されたラビーンは、キャリア通算で平均28.7分間プレイ。14.0得点、3.0リバウンド、3.2アシストを記録している。2015年にオールルーキー・セカンドチームに選出された。2015年と16年のオールスターでライジングスターズ(NBA1~2年目の選手によるオールスターゲーム)に出場し、2016年には同ゲームのMVPにも選出された。また、スラムダンクコンテストで2回優勝している。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ