8月9日(日本時間10日)、カリオカ・アリーナで行なわれたリオデジャネイロ・オリンピック男子バスケットボール、グループBのスペイン代表対ブラジル代表の一戦は、Marcus Vinicius Marquinhosのティップインが決勝点となり、ブラジルが66-65でスペインに勝利した。
スペインが65-64とリードして迎えた第4クォーター残り23秒、マルセロ・ウェルタスのファウルを受けたパウ・ガソルが2本のフリースローを獲得したが、ガソルは2本共に決められず、スコアは変わらず。
ガソルのフリースロー2本目失投後ディフェンシブリバウンドを奪ったブラジルは、ウェルタスがジャンプシュート。これは外れたが、Viniciusがティップインで押し込み、ブラジルが66-65と逆転に成功。スペインも再逆転を狙ってSergio Llullが終了直前にジャンプシュートを放ったが失投し、ブラジルが欧州王者スペインを下して今大会初勝利をあげた。
ブラジルは、ウェルタスが11得点、7アシスト、Viniciusが10得点で勝利に貢献した。
2連敗のスペインは、ガソルが13得点、10リバウンド、Llullが11得点をあげている。