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Bリーグ開幕をNBAも祝福

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9月22日、日本の新しいバスケットボールリーグ『B.LEAGUE』(Bリーグ)が開幕し、国立代々木第一体育館で琉球ゴールデンキングス対アルバルク東京の一戦が行なわれた。

Bリーグ開幕戦のティップオフに先駆けて、NBAレジェンドとNBAコミッショナーもリーグの誕生を祝福した。会場にはNBAで4度王者に輝き、現在はNBAアンバサダーとして活動するホーレス・グラント(元シカゴ・ブルズほか)が来場し、試合前のセレモニーで紹介された。また、アダム・シルバーNBAコミッショナーはビデオメッセージを通じて、「Bリーグの開幕おめでとうございます。そして今シーズンの成功をお祈りしています」と、Bリーグの発展を願う祝辞を送った。

「日本とNBAの関係性は長きにわたります。1990年にNBAレギュラーシーズンの試合がアメリカ国外で初めて開催されたのは、実はここ日本なのです。そしてその後30年近くにわたって日本でも試合がテレビ放送されています。スローガンの“Break the Border”の通り、Bリーグはバスケットボールファンにこれまでにない熱い試合を届けてくれることでしょう。それでは開幕戦を楽しんでください」。

試合は序盤、ディアンテ・ギャレット(元ユタ・ジャズ)などの活躍でA東京がリードを奪うも、第2クォーターには琉球が点差を縮めて一時は逆転。前半は東京が43-36と7点をリードしてハーフタイムを迎えた。

後半に入るとA東京が再び主導権を握り、64-51と14点リードで第4Qへ突入するも、琉球も諦めない。最終クォーターにはアンソニー・マクヘンリーのリーグ初ダンク、喜多川修平の3ポイントショットなどが飛び出し、残り1分32秒で琉球が75-78の3点差まで猛追。だが最後は、A東京が粘る琉球を振りきって、80-75で記念すべきBリーグ初勝利を収めた。

A東京はトロイ・ギレンウォーターが14得点、ザック・バランスキーが13得点、田中大貴が12得点、6アシスト、ギャレットが11得点、5アシスト、竹内譲次が9得点、13リバウンドを記録。敗れた琉球は、喜多川が16得点、ラモント・ハミルトンとモー・チャロ―が各11得点、マクヘンリーと金城茂之が各9得点をあげた。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ