ロサンゼルス・クリッパーズの2016-17シーズンは、ユタ・ジャズとのプレイオフ・ファーストラウンドに敗れて終了した。チームには、オフに去就が注目されるフリーエージェントの選手が数名いるが、その一人こそ無制限FAとなるJ.J.・レディックだ。
気になるレディックの去就について、『The Vertical』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者がポッドキャスト番組内で語った内容を、『NetsDaily.com』が伝えている。
5月16日(日本時間17日)にニューヨークで開催されたNBAドラフトロッタリー2017終了後、エイドリアン・ウォジナロウスキー記者は、ロサンゼルス・クリッパーズ以外にも、ブルックリン・ネッツ、ニューヨーク・ニックス、フィラデルフィア・76ersが今夏フリーエージェントになるJ.J.・レディックに関心を寄せている、とポッドキャスト番組内で語った。
「レディックは、少なく見積もってもコート上のスペースを広げてくれる選手」と言うウォジナロウスキー記者によれば、中でも76ersが最も強い関心を示しているものの、金額さえ適切ならばネッツも獲得に動く可能性があるという。
レディックは、先日ブルックリン市内のコンドミニアムを400万ドル(約4億4570万円)で購入し、今週はじめにはジェレミー・リンやネッツと選手たちと同チームの施設、HSSトレーニングセンターで合同練習を行なっていると見られている。
ウォジナロウスキー記者は、昨年76ersがマヌ・ジノビリ(サンアントニオ・スパーズ)を獲得したがっていた理由として、精神的な柱になれるベテランを必要としていたことを挙げている。そして、レディックならネッツに欠けているベテランの穴を埋められると言う。
「レディックはロッカールームに良い影響を与えられるだろう。それこそ、ブルックリン、ニューヨーク、フィラデルフィアにとってレディックが魅力的な理由でもある」。
原文:Report: Knicks, Nets, Sixers have interest in Redick by NBA.com(抄訳)