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パトリック・ベバリー、選手の休養問題について「NBAに対する侮辱」

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ヒューストン・ロケッツのパトリック・ベバリーは、選手を休養させる戦略はNBAに対する「侮辱」だと主張している。『ESPN.com』のティム・マクマホン記者が伝えた。

オクラホマシティ・サンダーに137-125と勝利した3月26日(日本時間27日)の試合後、ベバリーは「ふざけていると思うよ」と休養問題に言及した。

「このリーグに対する侮辱だと思う。ファンはもっと良いことにふさわしいはずだ」。

「コーチが選手に休めとか休むなとか求めることはどうでもいい。自分がプレイするかしないかだ。そしてプレイしないなら、それはゲームを侮辱している。僕には考えられない。NBAでプレイできず、ここにたどり着こうとしていた時期があったからね。僕にとって、休むなんて、自分やユニフォームに記された名前を侮辱しているように感じる」。

ゴールデンステイト・ウォリアーズとクリーブランド・キャバリアーズが全米で放送された25日(同26日)の試合で主力を休ませたことで、選手の休養問題は大きく注目された。アダム・シルバー・コミッショナーは「ゲームの認知に影響を与える」「リーグにとって非常に大きな問題」として、各オーナーに文書で介入を求めている。

ロケッツはMVP候補のジェームズ・ハーデンとベテランのトレバー・アリーザが出場時間数でトップ10入りしており、今季は1試合も欠場していない。サンダー戦で手首を痛めたハーデンは、出場か休養かを問われ、笑みを浮かべただけだった。

原文:Beverley: Resting players 'a disgrace' to NBA by NBA.com(抄訳)​


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ