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N・バトゥームが、チームのモチベーションアップのために書いたリスト内容について釈明

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現地21日、ポートランド・トレイルブレイザーズのニコラス・バトゥームが、プレーオフ1回戦、メンフィス・グリズリーズとの第1戦に向け、チームのモチベーションを高めるために用意したリストに含めた、スペイン出身選手に関する項目に関し謝罪したと、ESPN.comが報じた。

グリズリーズとの第1戦前、チームのモチベーションを高めるためにバトゥームが作成したリストの中に、「スペイン人選手には負けない」という一文が含まれていたという。ラミネート加工されたリストには、「激戦に勝つ」、「メンフィスよりもタフにプレーする」、「よりアグレッシブな守備をする」、「困難に立ち向かうため、一致団結しよう」などという項目があったようだ。

バトゥームは、問題視された一文について謝罪。同一文については、バトゥームの出身国であるフランスとスペインが代表レベルでライバル関係にあることを示したもので、人種や文化を差別する目的ではなかったと釈明した。今回の件に関し、バトゥームはNBAから罰則などの連絡を受けていないとし、グリズリーズのマーク・ガソルにも直接謝罪する機会を持てていないと語った。

スペイン出身のガソル本人は、今回の件を問題とは見ておらず、次のようにコメントしている。

「何も言うことはないよ。僕がそう言っているのだから、メディアが取り上げるようなことは何もない。皆さんはスペイン出身ではないし、誰も気分を害していないと思いたい」。

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