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アトランタ・ホークスが正式にカーメロ・アンソニーをウェイブ

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1週間ほど前にカーメロ・アンソニーはオクラホマシティ・サンダーからアトランタ・ホークスにトレードされたのだが、どうやらアンソニーは次のステップに進む準備ができたようだ。

ホークスがアンソニーをウェイブしたことで、アンソニーはフリーエージェントとして自由にほかのチームと交渉ができるようになる。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、ホークスとアンソニーは7月30日(日本時間31日)に契約のバイアウトに合意。フリーエージェントになり次第、彼はヒューストン・ロケッツと契約する方向であると複数のメディアが報じている。

アンソニーのバイアウトについてウォジナロウスキー記者は以下のように報じている。

カーメロ・アンソニーはアトランタ・ホークスとのバイアウトに合意し、水曜日(同8月2日)にウェイバー公示期間を終え次第、フリーエージェントとしてヒューストン・ロケッツと契約する予定だという情報を『ESPN』は入手した。

ホークスは月曜日(同7月31日)にアンソニーをウェイブする計画だった。

アンソニーは2018-19シーズンのサラリーである2790万ドルを全て受け取るものの、ホークスに240万ドルのバイアウト費用を支払うことを受け入れている。新しいチームとベテラン最低年俸である約240万ドルで契約すれば、実質その金額はアンソニーに返ってくる形となる

サンダーは7月25日(同26日)にホークスとフィラデルフィア・76ersとの3チーム間でトレードを行ない、元オールスター選手であるアンソニーを放出。代わりにガードのデニス・シュルーダーを獲得している。ホークスはアンソニーのほかに76ersのジャスティン・アンダーソン、サンダーの2022年1巡目指名権(プロテクト付き)を獲得。サンダーはシュルーダーのほかに76ersからティモテイ・ルワウ・キャバロを獲得。そして76ersはホークスからビッグマンのマイク・マスカーラを獲得した。

トレードの噂は数週間前から聞こえ始め、サンダーはアンソニーを動かすことで来シーズンの贅沢税を減額することを望んでいた。ホークスがアンソニーの契約をバイアウトし、ウェイバー公示期間を無事過ぎれば、彼は制限なしフリーエージェントになることができる。

『ニューヨーク・タイムズ』のマーク・スタイン記者は、アンソニーが正式にフリーエージェントになれば、ロケッツと契約する予定であると報じている。

34歳のアンソニーはキャリアを通して所属チームの中心的存在を担ってきており、キャリア通算2万5417得点はNBAの通算得点ランキングでは史上19位につけている。しかし昨シーズンは、これまで自身が多用してきたアイソレーションよりもキャッチ&シュートをするという役割が多かった。平均16.2得点を記録したものの、新しい役割に苦労している時期も見受けられた。プレイオフでは出場時間も減ってしまい、納得していなかった。サンダーにとってシーズン最後の試合となったユタ・ジャズとのプレイオフ第1ラウンド第6戦では、控えのジェレミー・グラントよりも出場時間が少なかった。

シーズン終了後、アンソニーはもっとボールを持ってプレイすることを好み、ベンチからの出場は「論外である」と発言している。

原文:Atlanta Hawks request waivers on forward Carmelo Anthony by NBA.com


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ