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スパーズ、今季最多TOもホークスを沈めてウォリアーズと並ぶ首位に浮上

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3月13日(日本時間14日)にAT&Tセンターで行なわれたアトランタ・ホークス対サンアントニオ・スパーズの一戦は、カワイ・レナードが31得点を記録し、スパーズが107-99で勝利した。

不整脈で離脱したラマーカス・オルドリッジに加え、トニー・パーカーとデジョンテ・マレーも負傷で不在のスパーズだったが、レナードが脳震盪から復帰した。

今季最多の23ターンオーバーを記録したスパーズは、一方でパティ・ミルズとダニー・グリーンの先発ガードコンビが3ポイントショット12本中7本成功。チーム全体でも34本中今季最多の16本を成功させるなどし、2連勝を飾った。

スパーズは52勝14敗でゴールデンステイト・ウォリアーズと並び、直接対決のタイブレイクで暫定首位に立った。両チームは29日(同30日)にレギュラーシーズン最後の直接対決を控えている。

グレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチは「ボールに関してはひどかったが、頑張ってしっかり守り続けたことは本当にうれしい」と、ミスが多かった試合で勝利をもぎ取ったことを称賛した。

レナードは28試合連続で19得点以上、24試合連続で20得点以上を記録。パウ・ガソルは「カワイは非常に特別な選手だ」とレナードに賛辞を寄せた。

「目新しいことじゃない。彼はとても高いレベルでプレイしている。軽い脳震盪から彼が戻り、このレベルでプレイして僕らを盛り立ててくれるのは、チームにとって大きなことだ。大きな違いだよ」。

スパーズはミルズが15得点、グリーンが14得点を記録。オルドリッジの代役を務めたデイビッド・リーも14得点をマークした。だが、ポポビッチHCは「リーをあまりほめたくないね」と笑顔でコメントしている。

「調子に乗ってほしくない。常に怒り続け、プレイするかどうかを疑問に思っていてほしい。彼は素晴らしいシーズンを過ごしてきた。とても良いプレイをしてきたね。彼がいて我々は幸運だ」。

一方、連勝が3で止まったホークス(37勝30敗)は、デニス・シュルーダーが22得点、10アシスト、ティム・ハーダウェイJr.が17得点を記録。

16得点をマークしたポール・ミルサップは、「相手がターンオーバーをしたら、そこから得点しなければいけない。今夜の僕らはそれを生かせなかった」と、スパーズのターンオーバーから21得点しか記録できなかったことを嘆いた。

ボックススコア


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ