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アンソニー・デイビス、デマーカス・カズンズと一緒に練習していることを明かす

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昨季のオールスターでウェスタン・カンファレンスのユニフォームをともに纏って以降、アンソニー・デイビスとデマーカス・カズンズはニューオーリンズ・ペリカンズで17試合、394分間一緒にプレイした。2人の今後に期待を抱かせる予兆を示すには十分だったが、現在のNBAではどんどん珍しくなっているビッグマン同士のペアが細部にわたってフィットするには十分ではなかった。

その結果、デイビスとカズンズはこの夏もロサンゼルスやラスベガスで一緒にトレーニングすることを決めた。ペリカンズのキャンプで好発進するためだ。

デイビスは「この夏はできるだけ一緒に仕事をしようとしてきた」と明かした。

「昨季はそれほど時間がなかった。トレーニングキャンプや練習などが多くなかったからね。だから、この機会を生かしたかったんだ。同じ街で夏を一緒に過ごし、ともに練習するのさ。僕らは互いに多くのプレイをしていくからね」。

「互いに慣れようということだ。もちろん、彼がサクラメント(キングス)にいて対戦したときに、お互いに何ができるかは分かっていた。でも、今は違うんだ。彼がどこにいたいかとか、僕がどこからショットを打てるかとか、彼はどこから打てるかとか、そういうことだよ。それを見つけるのにトレーニングキャンプを無駄にしたくないんだ。準備を整え、チームを向上させるために、互いにこの時期を使うつもりなんだ」。

デイビスはこの夏、カズンズの技のレパートリーをより学んだという。選手として成長を目指すカズンズに感銘を受けたデイビスは、「みんなが言う以上に彼にはやれることがある」と明かした。

「彼はとてもショットがうまい。いくつかのことをやっていて、それは今季の僕らにとって素晴らしいものとなるだろう。それが何かは言いたくないけど、彼は練習している。いろいろなことをやっているんだ。かなり体重を落としたことはみんな知っていると思う。彼はチームを良くするためにできることをやろうとしているんだよ。まずはコートの外からと分かっているけど、コートの上でも同じだと彼は分かっている」。

「僕らはかなり一緒にトレーニングしてきた。これまで彼がどんな練習をしているか見る機会がなかったけど、ハードワークぶりはすごいね」。

また、デイビスはペリカンズに加わったラジョン・ロンドにも言及した。「彼らはサクラメントでも一緒だったし、それぞれケンタッキー出身だから、よく知っているんだ」と、キングスやケンタッキー大学でチームメイトだったカズンズの存在が、ロンド獲得のうえで大きかったと明かしている。

「彼が重要な役割を担ったことは確かだ。僕らは獲得できてうれしく思っている。どんな形でもチームを助けようとしてきたデマーカスのおかげだよ。ロンド獲得の貢献もその一部だ」。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ