6月10日(日本時間11日)、ミネソタ・ティンバーウルブズのアンドリュー・ウィギンズ(ガード)が、今年7月に開催されるリオデジャネイロ・オリンピック最終予選に、カナダ代表として出場しない意向を表明したと、AP通信が伝えた。
AP通信によれば、ウィギンズは、代理人契約を結ぶBDA Sportsを通じて声明を発表。代表辞退は簡単な決断ではなかったが、決断しなければいけないと感じたという。
ウィギンズの声明は、以下の通り。
「熟考し、家族と話し合った末、7月に開催されるオリンピック最終予選に、カナダ男子代表として出場しないことを決断しました」。
「僕にとってNBAでの3シーズン目が控えている中、ティンバーウルブズ内での自分の役割が大きくなっていると理解し、来シーズンに向けて専念することに集中すべきと判断しました。僕たちは、優勝を狙うチームを作ろうとしています。それは、常に僕にとっての目標でもあります。今回の決断は、決して簡単なものではありませんでした。チーム・カナダが今夏成功を収めることを、心から願っています」。
来シーズンは3年目となるウィギンズは、キャリア2年で164試合中163試合に出場し、1試合平均36分の出場時間を記録している。
マニラで開催される五輪最終予選グループAに組み分けされたカナダは、トルコ、セネガルと対戦する。