7月22日(日本時間23日)、ラスベガスのTモバイル・アリーナで行なわれた男子バスケットボール・アルゼンチン代表とアメリカ代表との練習試合は、アメリカが111-74で快勝した。
オリンピック3大会連続優勝を目指すアメリカは、先発にケビン・デュラント、クレイ・トンプソン(共にゴールデンステイト・ウォリアーズ)、カーメロ・アンソニー(ニューヨーク・ニックス)、デマーカス・カズンズ(サクラメント・キングス)、カイリー・アービング(クリーブランド・キャバリアーズ)を起用し、リオデジャネイロ五輪でも決勝トーナメントで対戦する可能性がある強豪を迎え撃った。
チームUSAは、カズンズが第1クォーターだけで8リバウンド(オフェンシブリバウンド5本、ディフェンシブリバウンド3本)の活躍で攻守を支えるなど、同Q終了までに32-14でペースを作る。前半を56-33で折り返すと、後半もリードを拡大。第3、4Qを通じて合計55-41で上回り、エキシビションゲーム初戦に快勝した。
デュラントがゲームハイとなる23得点、ベンチ出場のポール・ジョージ(インディアナ・ペイサーズ)が18得点、アンソニーが17得点、カズンズが14得点、15リバウンド、アービングが9得点、6アシストで勝利に貢献した。
試合後にデュラントは、「約束されたことなんて何もないからね」と、コメントし、「僕たちは金メダルを獲得したい。目の前には、やらないといけない仕事がある。そのためにも、正しい準備をしないといけないんだ」と、続けた。
アンソニーは、「楽しみながらやる」と語った。
「楽しくなければ、やる価値はない。自分たちのプレイを楽しむけれど、それと同時に金メダル獲得に向けて集中しないといけない」。
敗れたアルゼンチンは、アンドレス・ノシオニが15得点、マヌ・ジノビリが11得点、ルイス・スコラが10得点をあげた。
スコラは、「彼は世界最高のタレントとサイズを誇るチーム。それが大きな差だし、彼らが有利な理由さ」と、話した。
アメリカ代表は、24日(同25日)にステイプルズ・センターで中国代表と練習試合を行なう予定だ。
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