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大幅な減量に成功したアル・ジェファーソン「ティム・ダンカンも30代に入って減量して上のレベルに到達した」

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2年前、アル・ジェファーソンはファストフードを口にしていた当時の食事内容を見直し、10kg以上減量した状態でシャーロット・ホーネッツのトレーニングキャンプを迎えた。昨シーズンからインディアナ・ペイサーズに所属しているジェファーソンは、さらに減量する考えを『Indianapolis Star』のクリフォン・ブラウン記者に説明した。

ペイサーズのゴルフイベントに参加したベテランビッグマンに、どのくらい減量したかを尋ねると「チームと契約した昨年からだと、18kgくらいかな」と答えた。

「シーズン終了後からだと9kgくらい」。

ジェファーソンが食事法を見直した理由は、数か月前の食事で気分が悪くなり、それから肉を断ったという。

ジェファーソンは「今はベジタリアンなんだ」と言う。

「家で料理したフライドチキンを食べたら具合が悪くなってね。僕の好物だったんだけれど、食べるのを止めた。どのくらい続けられるかな。一生食べないとは言っていないからね」。

チキンが恋しくなるかを聞くと、ジェファーソンは「口の中が唾で溢れるじゃないか」と答えた。

「チキンは大好きさ。チキンの話は止めてくれよ」。

現在の体重は124kgと明かしたジェファーソンは、新人時代の120kgにまで体重を絞るつもりだという。マイルズ・ターナーのバックアップとしてコンスタントに出場時間を得るためには、チームのコーチングスタッフにペリメーターで相手チームのビッグマンを抑え、チームが導入しようとしている速いテンポに対応できる敏捷性を見せる必要があることを、ジェファーソンは自覚している。

NBAで14年目を迎えるジェファーソンは、対応する力があることを証明する試練を楽しみにしていると話す。

「3ポイントショットライン付近で相手を抑えるには、動ける準備をしておかないといけない。相手のピック・アンド・ロールに対して守れないといけないからね。それが今のリーグでは大事な要素。オフシーズンを迎える前に、ネイト(マクミラン・ヘッドコーチ)と話し合ったことの一つなんだ」。

「バスケットボールに真摯に取り組むことが重要だよ。以前よりも良い状態なんだ。ティム・ダンカンを参考にしている。僕は32歳になった。ティムも30代に入ってから減量して、それでさらに上のレベルに達した選手だからね」。

原文:Pacers' Jefferson trims down for 2017-18 by NBA.com(抄訳)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ