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[2016-17シーズンに存在価値を証明すべき8人](8)ラッセル・ウェストブルック

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証明すべきこと: リーダーとしてより効果的な選手であること

2014-15レギュラーシーズンの残り27試合をケビン・デュラントが欠場した際、オクラホマシティ・サンダーを引っ張ったのは、平均31.3得点、9.9アシスト、8.7リバウンド、2.0スティールを記録したラッセル・ウェストブルックだった。

たった1人の力でチームをプレイオフ進出寸前まで導いたにもかかわらず、フィールドゴール成功率41.7%、平均5.2ターンオーバーというアンバランスな数字を残したことが影響し、ウェストブルックはシーズンMVPの投票で4位に終わった。

現在のサンダーは、なんとか水面から顔を出した状態にあるというよりも、デュラント抜きで戦う準備の整ったロスターをウェストブルックの周りに配置することで、こうした問題を改善できるに違いない。ビリー・ドノバン・ヘッドコーチも、『The Vertical』のポッドキャスト番組内で、直近2シーズンのウェストブルックが出場し、デュラントが欠場した48試合で25勝23敗だったと発言している。

ウェストブルックのスタッツに注目が集まるのは当然のことだ。彼が昨季よりも効率の良いプレイをチームにもたらしたとき、サンダーの競争力は、周囲が考えるよりも高いものになるかもしれない。

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原文: Eight NBA players with the most to prove in 2016-17 by Scott Rafferty/Sporting News


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