証明すべきこと: 頼れるスター選手になれるかどうか
ハッサン・ホワイトサイド(マイアミ・ヒート)が好調なとき、どういう結果になるかは周知の通りだ。
昨季は3試合でトリプルダブルを記録したが、いずれのケースも得点、リバウンド、ブロックでの達成だった。また、リーグ最多となる平均3.68ブロックをマークした彼を平均リバウンド数で上回ったのはアンドレ・ドラモンド(デトロイト・ピストンズ)とディアンドレ・ジョーダン(ロサンゼルス・クリッパーズ)のみ。ピック&ロールでのホワイトサイドの存在感はモンスター級と言っていい。
そんなホワイトサイドにとっての課題は、プレイの安定感にある。だからこそヒートは、生え抜きのドウェイン・ウェイドが退団した今、ホワイトサイドがまだピークに到達していないという期待を持っている。健康問題を抱えていたクリス・ボッシュの復帰も、ホワイトサイドにとってプラスに働くだろう。
2016-17シーズンのヒートのロスターの中で、ホワイトサイドが最もチームに影響を及ぼすポテンシャルの持ち主であるという事実は変わらない。ヒートが適切な地位を維持するためには、昨季中に見られたように、ホワイトサイドが攻守両面の要になる必要がある。
原文: Eight NBA players with the most to prove in 2016-17 by Scott Rafferty/Sporting News