証明すべきこと: ポイントガードとしてプレイできること
ブラッドリー・ビール(ワシントン・ウィザーズ)のケースと同様に、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボが将来性のある選手として評価されている理由は、現時点での成績によるものではなく、今後の可能性があるからにほかならない。ただしアデトクンボは、昨季後半戦から才能が一気に開花しつつある。
オールスターブレイク以降、ポイントガードに抜擢されたアデトクンボは、レギュラーシーズン後半戦で平均18.8得点、8.6リバウンド、7.2アシスト、1.9ブロック、1.4スティールという成績を残した。
もちろん、アデトクンボといえども、この水準の成績をシーズンを通して残せる可能性は高くないだろう(もし実現したらNBA史上初)。だが、もしバックスの主要なボールハンドラーとしての役割を与えられれば、それに近い数字を残せるかもしれない。
昨季プレイオフ進出を逃したバックスの再建は、アデトクンボがコート内のリーダーという役割にどれだけ対応できるかにかかっている。並大抵のことではないが、“グリーク・フリーク”にその準備は整っている。
原文: Eight NBA players with the most to prove in 2016-17 by Scott Rafferty/Sporting News