11月15日(日本時間16日)、フィラデルフィア・76ersとロバート・コビントンが、4年6200万ドル(約70億円)の延長契約に合意したと、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が伝えた。
『ESPN』によれば、2021-22シーズンまで続く新契約は、今週中に正式発表されると見られている。
今回の契約交渉には、コビントンの今季年俸についての再交渉も含まれ、現在の157万ドル(約1億7700万円)から1500万ドル(約16億9500万円)に昇給されるという。
1500万ドルへの昇給は、同様の契約が可能になって以降、1シーズン中の昇給額としては最高で、コビントンとの2017-18シーズンの昇給と延長契約に関する話し合いは、リーグの労使協定(Collective Bargaining Agreement)により、11月15日から可能になった。
2017-18シーズンの年俸高騰に伴い、76ersが使えるサラリーキャップの枠と柔軟性は上がった。来夏にフリーエージェント選手の獲得を狙う76ersは、およそ2500万ドル(約28億2500万円)のキャップスペースを得られる可能性がある。
26歳のコビントンは、キャリア最高のシーズンを過ごし、序盤戦のチームの成功を支えている中心選手の一人だ。今季は平均16.8得点、現在NBAトップ5に入る3ポイントショット成功数(48本)を記録し、成功率も50%と好調を維持している。チームメイトのためにコートを広げられる能力以外にも、今季のコビントンは複数のポジションの選手を守ることのできる、リーグ屈指のウィングディフェンダーとなっている。
原文:Report: Philadelphia 76ers, Robert Covington agree to 4-year, $62 million contract extension by NBA.com(抄訳)